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八ヶ岳(赤岳)

2014年9月27日(土)~28日(日)  天気 快晴!  標高 2899m
美濃戸から行者小屋泊で赤岳を往復

八ヶ岳 赤岳
主稜線上、赤岳展望荘手前付近から見上げた赤岳


学生時代の友人と3人で、八ヶ岳の赤岳に登ってきました。
JR東日本の『大人の休日倶楽部パス』を使うと、岩手県から長野県往復でも、3泊4日乗り放題で17,000円で行ってこれる。
幸い天気も最高で、楽しい登山&友人との再会が出来ました。

ただし同日、御嶽山が噴火し、多くの登山者が犠牲になられたようです。ご冥福をお祈りいたします。山の恐ろしさを考え直さずにはいられない出来事でした。


富士見町付近から眺める八ヶ岳
登山前、富士見町付近から眺める八ヶ岳

美濃戸~南沢経由~行者小屋

駐車場は美濃戸口にあるが、そこから悪路の林道をさらに行くと、美濃戸にある『やまのこ村』、と『赤岳山荘』にそれぞれ70台ほど停められる駐車場がある。
ここは、ガイドブックによると、歩くと1時間かかるらしいから、行けるものなら車で入りたい(^^ゞ
ただし、普段でも土日はすぐに満車になるらしく、まして今日は紅葉時期の快晴の土曜日で、しかもすでに時刻は早朝をと~~っくに過ぎた午後1時 (^_^;

美濃戸口の駐車場に着いたら係の方が出てきたので、この先の赤岳山荘などの駐車場は満車かどうか尋ねてみたところ、『上のほうから何も連絡が来てないので、たぶん何台か停められるのでは』とのことでした。
それでは・・・と、悪路の林道へ突入

美濃戸口からの林道


凸凹が激しく、丁寧に運転しても、友人の車は2度くらい腹を擦った。

道幅も狭いので対向車が来るとどちらかがバックするなど、なかなか大変


もちろん歩いている登山者もいた。

『やまのこ村』の駐車場に着いたら係の人が出てきて満車だと告げられる。ただし車のキーを預けるならどこか空いているスペースに停めても良いという。

すぐ先に『赤岳山荘』の駐車場があるので、まずはそちらに行ってみますと言い、赤岳山荘へ・・・
こちらは運よくまだ駐車できたので、ここへ停めることにした。一日千円なので、明日まで停めるから2千円を前金払い。

赤岳山荘駐車場から・・・

ほとんどが長野以外の県外ナンバーだった。


奥に阿弥陀岳の山頂付近が見えている。

砂利道を数分歩き、登山道へ・・・


ここで北沢ルートと南沢ルートに分かれるので、我々は最短の南沢ルートを選択

全般に石の多い道

周辺は湿度が高いのか、林床一帯が苔むしています。

コース両側に緑色のロープが張られていて、登山者が道をはずさないよう、よく整備されていました。

カモシカ君と遭遇

うずくまり、こちらをジッと見ていた。

沢沿いのコースで、何度か沢を横断します。

しかし要所には橋がかけられ、渡渉の必要なし。

やがて広い河原に出て、八ヶ岳南部の稜線が見え始める。

巨大なダケカンバが紅葉(黄葉)していた。

赤岳が見えた。

西日を浴びていい景色!

点在する赤もキレイ

行者小屋に宿泊

行者小屋
行者小屋に到着

ゆっくり歩いたせいもあるけど、コースタイム2時間のところを2時間50分もかかりましたよ (^_^;

小屋の前

賑わってます。

宿泊料は一泊二食付で 9,000円  我々は翌日の弁当もお願いしたので、一人9,800円となりました。
じつはワタクシ、このような食事付き山小屋に泊まるのは過去1度しかなく、(それも20年前)、慣れてません(^^ゞ

よくアルプスを登っていた学生時代はテント泊だったし、就職して岩手に戻ってからはほとんど日帰り。
たまに小屋泊りもあったけど東北の山はほとんどが管理人無し・食事無し・寝具持参の避難小屋のため、このような豪華な(?)小屋に泊まるのは楽しみでもあり、ルールがよく分からず、勉強の気分です。

宿泊には、事前に電話予約を入れていました。 受付で料金を払い(前金払い)、寝床に案内してもらいました。個室ではないけれど、雑魚寝の自由席(?)ではなく、区画ごとにアルファベットの記号が付いていて、我々は2階のG 
ひと区画に3人分の布団が敷かれていて、3人パーティーの我々はちょうどこのG区画に泊まります。

夕食は5時半から、消灯は8時半。 翌日の朝食は5時半だそうです。

行者小屋の内部(2階)小屋の内部(2階)


両側が寝床で3人ずつの区画になっている。
屋根の勾配に合わせた天井が小屋っぽくてイイ。
中央は通路兼こたつが置かれていて、足を入れると暖かで、とても幸せな気分♪

なんと乾燥室まであり、汗でぬれたシャツやタオルを干せます。


小屋っていいなぁ~

行者小屋の食堂ここが1階の食堂


小屋内部は暖房が効いていてほんのり暖か

へっへっへ・・

行者小屋の昼食メニュー明日の昼はここに戻ってラーメンだな・・・と自分なりに密かに計画を立てる (^^)

夕食までの間、外でくつろぎます。

背後にはロッククライミングで有名な横岳の大同心がそびえる。

横岳の大同心夕陽をあびてカッコイイ!


ここから見るとマッターホルンに似てるかな

ちょうど山の稜線付近に夕陽が当たる時間帯で、うっとり見上げている人も多数


我々も早くウットリするのだ(笑)

小屋の近くはテント場になっていて・・・

小屋前のテーブルコーナーは、テント泊と思われる人たちの夕食タイム

行者小屋の夕食さて、小屋に戻りこちらも夕食


おかずのメインは鶏肉の煮込みでした。
非常に柔らかく煮込んであってウマイ!

写真のほかにトン汁もあり、ご飯とトン汁はおかわり自由

【 メモ 】
小屋にはトイレが4つあり、簡易水洗。 ペーパーはトイレに流さず、脇にあるゴミ箱に入れる。
朝食後は混雑するだろうと思ったが、私はタイミング良くすぐに入れた。しかし出てみると5~6人の行列が出来ていた。
小屋の朝食のおかずは焼き鮭、納豆、味付け海苔など。 ご飯とみそ汁はおかわり自由

行者小屋~地蔵尾根経由~赤岳

阿弥陀岳の山頂に朝日が当たっている


我々は朝6時40分に小屋を出発

急登の地蔵尾根を登ります。

急登なのでグングン高度を稼ぐ。(^^)v

この日も素晴らしい秋晴れ!

遠く北アルプスもすべて望めます。


槍・穂高を遠望

土木建築の現場で使われる鉄製の足場階段や、単管パイプの手すりが出てきます。

急だけど、手すりがあるからあんまり怖くない。

布団カゴで土留めを兼ねたコースも出てきます。

これを工事した作業員の人たちはさぞかし大変だったでしょう。

阿弥陀岳と中岳

降りてくる人が通過するのを待つ


※ 登山道は登り優先だけど、こういうトコはケースバイケース

昨日噴火した御嶽山を遠望


噴煙が上がっているのがはっきり分かりました。

地蔵尾根コースの核心部多分ここが地蔵尾根コースの核心部分

急傾斜の岩の上を、鎖にそって慎重に登ります。

下りに使うと怖そうなところ

稜線が見えてきた。

意外に早く着きそう。

赤岳の全容も見えてきた。

テンション上がります♪

標柱が見え、もう少しで稜線

出ました!

ここが地蔵の頭と呼ばれる場所。
お地蔵さんがいます。

北方には横岳から蓼科山に連なる山々がクッキリ

赤岳が正面にドンと構える。

横岳をバックに、赤岳への最後の登りへ

ここが一番危険そうな箇所

皆さん慎重に上り下りしています。

はるか下の行者小屋


屋根の太陽光パネルもはっきり見える。

もう少しで頂上

北峰の頂上に出ました。

ここには赤岳頂上山荘が建っている。

北峰にて・・


向こうに見えるのが最高峰の南峰

南峰、すなわち八ヶ岳最高峰に到着

さすがに混んでいます。
頂上の記念撮影も順番に・・

山頂からの眺め


南方、南アルプス方面

赤岳から見た南アルプスの山々
南アルプスをアップ


北西、北アルプス方面


槍・穂高を遠望


南西、中央アルプス方面


南東、富士山を遠望

西方、噴火中の御嶽山を遠望
火山灰のためか、山の南側山頂付近が白っぽく見えていた。

阿弥陀岳
西方、直近に見える阿弥陀岳

山頂で1時間ほど景色を楽しみ、弁当も食べたので、名残惜しいけど下山開始します。

ちなみに、行者小屋で作ってもらった弁当(800円)はコレ
けっこう美味しかった (^^)v

文三郎道経由~行者小屋~南沢経由~美濃戸

赤岳頂上山荘はすごい所に建っている!

気象条件が厳しいためか、外壁も鉄板で覆われていました。

下山は文三郎道


ここも出だしは急な岩場

急だけど、手がかり足がかりがたくさんあり、見た目より歩きやすい感じ

八ヶ岳連峰の山々
下山途中から北方、八ヶ岳連峰の山々を見る

中岳・阿弥陀岳へ行く道と、行者小屋へ行く文三郎道との分岐

文三郎道は階段だらけ


立派な階段です。

上部の階段には、「マムート」と呼ばれるマンモス印のプレートが随所に・・

延々と続く階段地獄


このコースは登りには使いたくないなぁ~

行者小屋に戻ってきました。

わずか数時間だけど、ただいま~♪ という気分

早速こんな感じで・・

(^-^)U

ゆっくり休むのだ

天気最高!

来た道(南沢)を帰りま~す。

駐車場に戻ってきました。


事故もなく、天気も最高でよかった、よかった。

【 参考タイム 】
9月27日(土)

1320 美濃戸の赤岳山荘駐車場着
1330 登山開始
1620 行者小屋着
1730 夕食
2030 消灯



9月28日(日)

530 朝食
640 登山開始(地蔵尾根)
750 稜線(地蔵の頭)、休憩
810 発
845 赤岳山頂着、休憩&食事
945 下山開始(文三郎道経由)
1115 行者小屋着、休憩&食事
1305 発
1500 駐車場着