東根山(あずまねさん)
2010年6月6日 天気快晴 標高 928.4m
気持ちの良い草地が広がる、東根山の山頂広場
登山口は、温泉宿泊施設のラ・フランス温泉館の裏手にあります。
盛岡方面から来るとラ・フランス温泉館の手前に看板がありました。
登山口を示す看板のほかに、何やらもう1枚あるけど・・?
なになに・・・
頂上写真の提示で入浴料が500円だって! ここは通常の日帰り入浴が700円なんだよね
もちろん帰りに入っていくともさ!
ラ・フランス温泉館を左に見ながら裏手に回っていくと・・・
登山口の駐車場です。 けっこう広い。 約30台くらい停められそう。 しかしトイレはありません
立派な案内板があります。
事前にネットで得てきた情報によると、
◆ 標高は928mだが、登山口の標高は210mで、その差718m けっこう手強い!
◆ 頂上までの距離は思いのほか長い。標高が低いと言ってあなどるなかれ!
登ってみると実際そのとおりでした。 でもキツイ坂も無いし、2時間ほどで登れるので私には丁度いいかな。
ずっと樹林帯の道で途中の展望はほとんど無いけど、唯一開けた山頂南側の草地からは素晴らしい展望でした。
この熊看板は迫力ありますなぁ~
鈴はもちろんつけて歩くけど、この時期、樹林帯の山中ではエゾハルゼミなどの声がうるさいので、果たして熊に鈴の音が届いているのだろうか?
鈴の効果がなかったら・・怖い
東根山を含む「紫波三山」には近年、それらを結ぶ縦走路ができているそうです。
全部走破するのはかなり大変そうだけど(笑)
ラ・フランス温泉館から東根山頂へ
最初は林道歩き
ゴム板を角材ではさんだ横断排水
人の足で踏んでもしなやかなに折れるので、トラックは難なく通れることでしょう。
側溝の底が土砂で埋まって機能しなくなる・・・なんてことが無いのが良さそうですね
徐々に道幅が狭くなります
タニウツギ
歩道らしい幅になりますが、よく踏まれた歩きやすい道が続きます
紫波三山縦走ルート上には、このような標識があるそうです。
一番北の登山口が1番で、南端のラ・フランス温泉館が100番。 東根山頂上は80番
45分で一の平に着きました。
頂上まで5kmなので、距離的には半分来たことになるけど、時間的にはまだまだ・・・
10分ほどで分岐点に到着
左は水場を経由して二の平に到るルート。 今回は右の「近道」を行きます.
すぐに尾根道に出ました。 この辺はブナやミズナラなどの広葉樹中心の林
よく晴れて、緑がきれいです
ツツジも咲いている
二の平はT字路になっていて、山頂は右だけど、左の道について何も案内がありません。
帰りに左を行ってみたら、予想どおり水場を経由して分岐点に合流しました。
登山道はつづら折りを繰り返し、高度を上げていきます。
立派なブナの樹
蛇石(じゃいし)展望台着
展望台といっても、大きな岩にヨイショ! と登るものです。 段差がけっこうあるし、狭い
もう少し登ると山頂広場があるので、次回からここはパスしてもいいかな・・
最後の登り
なんだか開けた場所に出そうな感じがしてきたぞ♪ と思ったら・・
出ました! 山頂広場
いきなりの解放感
秋田駒ケ岳方面
岩手山方面
山王海ダム方面
そして北上平野
三角点のある本当の頂上へは、ここから北に数分歩きます。
本当の頂上は、樹木に囲まれて展望きかず
南側の山頂広場からここまでは、 「シラネアオイの小路」となっていました(^^)
山頂からは紫波三山縦走路が延びています。
帰路
二の平の、この看板の左に延びる道を行ってみると・・・
林道に出ました。 そのまま林道を進むと水場が現れました。 水場から数分で、近道との分岐と合流です
「袖滝の清水」と書かれた水場
下りの途中、木の間越しに見る北上平野の田園と、遠くに早池峰山
「えぐね」と呼ばれる屋敷林が散在する風景がなかなかイイ感じ
最後はもちろんラ・フランス温泉館で入浴
「頂上写真の提示で500円」だよね~と言ったら、フロントの係員2名とも知らない様子
電話で上司に聞いてOKになったけど、あんなに目立つ看板出しといて「知らない」はないでしょう (-_-;)
ここの温泉は「肌にオイルがついたような感じ」とでも表現したくなる独特の泉質です。
一日中天気に恵まれ、いい汗かいて温泉でサッパリ! いい一日でした
913 一の平
925 水飲み場分岐
この後すぐ、尾根に出る
933 二の平
951 一本杉
1001~1007 蛇石展望台
1026~1050 頂上南側の草地にて昼食、休憩
1058 頂上三角点
1100 下山開始
1217 登山口に戻る
帰路は、二の平から水飲み場を経由
二の平から数分で林道に出会い、すぐに水飲み場有り
水飲み場から2~3分で分岐点に合流
※ 登山口から登り2時間