月山 (八合目・弥陀ヶ原から)
2019年9月27日(金) 天気 快晴! 標高 1984m
![月山の紅葉](P11102621.jpg)
紅葉に染まった斜面 ( 9合目~山頂間のモックラ坂付近から見上げる )
はじめての月山
狙い通り天気は快晴! 紅葉のタイミングもドンピシャリで、最高の一日になりました。(^^)v
弥陀ヶ原からのコースは全般的になだらかで、なおかつコース整備が石や木道でこれでもか!というくらいバッチリなされていて歩きやすく、さすがは歴史ある名山。
またいつか、季節をかえて訪れてみたい山でした。
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9月26日(木) 前泊
![麓から月山を遠望](P111017111.jpg)
県道211号線を月山八合目へ向かいます。
広々と裾野を広げた月山がじつに雄大! 天気も良く、明日の予報も晴れで、テンション上がる~
![西日を浴びる月山を六合目から見る](P11101761.jpg)
県道沿いにも「月山三合目」、「月山四合目」というふうに看板がありました。
六合目付近で視界が開け、月山が大きく迫る。 上のほうは紅葉しているのがわかる。楽しみ♪
![月山八合目駐車場](P11101781.jpg)
羽黒山から1時間くらいかけて八合目に到着。
広い駐車場です。 この時点で午後5時頃だったので、日帰りの車はほとんど帰ってしまい、4台ほどしか残ってなかった。
夕陽を見たいがために、お風呂に行くのをあきらめて、日が沈む前に到着するようにしたんだよね。
![月山八合目の碑](P11101831.jpg)
駐車場の一番奥にある「月山八合目の碑」
歴史のある山で百名山、しかも国立公園とあってか、この時点ですでにバッチリ整備されている印象。
もちろんトイレも完備。暖房便座付きの水洗。 大人数にも対応できる広さでした。
ここに一晩車中泊してみて、このトイレのさらに素晴らしいところがよく分かりましたよ。
トイレに入ると自動的に照明がついて・・・・とまあそこまではよくあることだけど、なんと国立公園のアナウンスとともに明るい感じのBGMがかかるのです。
夜中1時頃起きだしてトイレに行ったんですが、夜中一人でトイレに行く怖いイメージをこれで吹っ飛ばしてくれました。(^^)v
利用するために一人一回100円の協力金を求められるようになっているんだけど、今回は泊まりで何度も利用するので、まとめて500円玉を入れておきました。
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広々した駐車場から、鳥海山の姿がくっきり!
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5時半頃、日本海に夕陽が沈み始めました。 水平線もクッキリ見えてます。
素晴らしいデス・・・
また明日・・・
急に暗くなってきたので、急いで湯を沸かす。
標高も高いので寒いです。
そそくさと車の中に入り、夕食タイム。 あとは寝るだけ。
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9月27日(金)
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朝から雲一つない快晴!! 車もぞくぞくと上がってきました。
昨夜の残り飯と味噌汁を腹に突っ込んで、イザ出発!
庄内平野、日本海、これだけ見渡せると気持ちいいーー
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朝日を浴びた草原の木道を歩く。 これから先は、はじめて行く月山。どんな景色が待っているだろう?
最高のシチュエーションで、山を歩ける幸せを感じるひととき。 来て良かった!
秋の定番もちらほら
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弥陀ヶ原湿原と、庄内平野、右に鳥海山・・・ うーん、何度振り返っても素晴らしい景色。
なかなか先に進めません。
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内陸部の新庄盆地は雲海に覆われている。 今は午前7時半くらいだけど、この雲海は結局午前10時頃まで取れませんでした。新庄の人たちは「今日は曇り」と思ってるんだろうなぁ~
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なだらかで歩きやすい道
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円盤状のコンクリートが要所に敷かれている。
この登山道はずっと石が多く、石の少ない個所でもこのようになっているため、ほとんど土を踏むことなく石の上を歩いている感じ。
雨の日でも泥濘を歩くことはないと思われる。スパッツ不要。
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見えているのは月山じゃないんだよね。 月山はあの山の奥 (^_^;
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赤いのが出てきたよ~(^^)
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九合目の仏生池小屋に到着。 この先の山(オモワシ山)が赤い!
月山がどういう山か、なんとなく伝わってくる。 思わず、亡き両親の来世での平安を祈願してしまった。
信心薄き私でも、なんだかそのような気持ちになってしまう。
仏生池小屋は明後日9月29日(日)で今年の営業を終えるそうです。
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小屋を後にして登っていくと、
そこは赤の世界だった。
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赤い世界の中を進んでいく。
真っ赤だーー!
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黄色だーーー!
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この辺からは行者ヶ原の湿原が見渡せる。 規模的には弥陀ヶ原より大きい感じ。行ってみたいけど残念ながら道はない。
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オモワシ山の横をすり抜けて上に出ると、次に見える山も赤くなっていた。あれが大峰かな。
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うわー、こっちも赤い!
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再び赤の中へ
![](P11102661.jpg)
ひょいと稜線に出ると赤はなくなり、月山南側の風景が開けました。
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この木道も立派
右側通行だそうです。 休日にはたくさんの登山者が来るだろうからね。
秋風に揺れるススキ 唯一ここだけに生えていた。
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山頂近くなると、東側の大斜面が一望に見渡せるようになった。
雨裂がたくさん入った印象的な斜面ですね。
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まるでカルスト台地ような風景。 これまでとは一味違う。
![](P11102711.jpg)
山頂の神社が見えてきました。 あと一息かな。
山頂に立つ月山神社に到着。
ここから入ります。
隣の小屋はすでに今年の営業を終え閉鎖中。 神社も扉が閉まっていましたが、一応参拝してきました。
三角点はどこにあるんだろう?
しばらく探して見つけ出しました。 山頂の神社からは展望が悪いけど、三角点からは360度見渡せます。
三角点は山頂神社から北に100mくらいの登山道から分岐してひと登り。
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三角点から、南側の登山道を見おろす。 次回はこっち側からだな・・・
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三角点への分岐には看板も何もなく、ほとんどの人は気が付かないのでは?
ここに来るまで、非常に整備された登山道でさすが百名山! と感心していたのに、この件だけは腑に落ちない。
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帰路、オモワシ山の斜面を下るところ。 このあたりは巨岩の連続で、非常によく整備されたこのコース中、唯一歩きにくかった場所。
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弥陀ヶ原まで下りてきた。
ここは周回コースがあるようなので、回って行こう!
周回コースの分岐点
湿原 好きだなぁ~
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素晴らしい・・
うーん 広々~~
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無事、八合目駐車場に下りてきました。 いい天気、いい山だった~
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下山後は、「やまぶし温泉ゆぽか」にてまったりと・・・
この後、「道の駅庄内みかわ」にて今宵も車中泊
844 仏生池小屋
848 発
904 オモワシ山手前で休憩 おにぎり1個
920 発
1020 山頂の神社
1038 三角点
1048 コーヒータイム
1124 発
1353 八合目駐車場着
山頂まで登り3時間10分 (休憩含む)