高松岳(泥湯三山)
2015年9月5日(土) 天気 曇り 標高 1348m
泥湯温泉から、小安岳、高松岳、山伏岳の「泥湯三山」を巡る周回コース
石神山分岐付近から見た高松岳
秋田県湯沢市にある小安岳、高松岳、山伏岳の「泥湯三山」を巡る周回コースを歩いてきました。
標高は1300m前後と高くないですが、私としてはけっこうハードな山行・・・かなり疲れました。
泥湯温泉から小安岳を経由して高松岳へ
泥湯温泉駐車場
けっこう広い
ちょっと緊張しますね。あたりは硫黄の香りがします。
駐車場から2~3分で登山口
ここで登山カードを出します。
温泉を引くと思われるホースが、しばらく道添いについています。
このようなトラバース道が長く続く。
ときどき崩れかかっている場所もあり。
全般に道幅が狭い。
ブナ林の中を進みます。
こういうトラバースもあり、ちょっと緊張
大きな木の根がひっくり返っていた。
上部に来ると目指す高松岳が見えてきました。
お天気イマイチ
2時間で小安岳分岐
山頂はここから10分ほど
ナナカマド
小安岳山頂
定番の秋の花
オヤマリンドウ、ミヤマアキノキリンソウ
石神山分岐
石神山分岐
高松岳を目指す
道はこのように背の高い笹に囲まれ、ほとんど展望なし
ウメバチソウ
高松岳山頂部に建つ避難小屋が、どこからでも目立つ
このとき一瞬少し青空が・・・
高松岳避難小屋
山頂はここから南に、ほぼ水平に5分ほど
高松岳山頂
避難小屋で休憩&メシ
入ったとき、1階は団体さんで満員だったので2階に上がりました。
2階から見下ろした1階 (団体さんが出た後)
2階はこんな感じ
山伏岳を経由して泥湯に下山
小屋の窓から見る風景
歩いてきた小安岳(左側)と、山稜
同じく、これから行く山伏岳方面
長雨の後のためか、こんな感じの滑りやすい泥濘道が多し。
しかも展望なし。
高松岳を振り返る。
午後、少し晴れてきて南方の虎毛山が姿を現した。
明るく展望の良い草原地帯に出た!
ここはこのルート上、唯一、気持ち良いと感じた場所でした。
風が心地よい~♪
山伏岳山頂
南に伸びる尾根
険しそう~
さて、泥濘道を下山します。
車道が見えてきた。
ここが河原毛登山口
悪戦苦闘を物語る(^_^;
泥湯温泉に向かって車道を30分ほど歩きます。
すぐに観光スポットの「川原毛地獄」が現れる。
地獄じゃ地獄じゃ
泥湯温泉の旅館と駐車場が見えてきた。もうすぐ到着
登山口の看板
たしかにハードな山でした。
泥湯温泉、奥山旅館
いい湯でした~
「山と渓谷社」の「東北百名山地図帳」を眺めていて、この高松岳は、展望の良い山稜の静かな山歩きを楽しむ・・・とありました。
展望の良い稜線歩きは私の最も楽しみとするところ (^^)
場所的にも、家からなんとか日帰りで行ってこれそうだし、周回コースのタイムも6時間ほどと手頃に感じられたこと、そして最近長雨続きだったのに、この土曜日だけは移動性高気圧に日本列島がすっぽり覆われて晴れる予報がでていたことから、急きょ山行を決定! 楽しみにして行ってみましたよ。
ところが・・・
泥湯温泉から小安岳、高松岳、山伏岳を巡る「泥湯三山」の周回コースは、実際に行ってみるとやはりマイナーな山なのか登山道は全般に細く、トラバース道が多いことや、木の根や泥濘も多く、歩きにくい道が大半でした。
刈り払いもあまりされておらず、道の両側に背の高い笹が生い茂っているため、稜線でも肝心の展望が効かず、歩きにくい細道をひたすら上り下りするという、まるで修行にでも来ているような気分でした。
天気も事前の予報とは裏腹に、秋晴れどころか厚い雲が全天を覆い、一日中薄暗い空模様が続いたためテンションは下がりっぱなし (-_-;)
稜線から栗駒山や焼石岳、神室山、鳥海山などを眺めることを想像していたけど全くダメ
これらの悪条件と日頃の運動不足もあって、山登りをしていて「楽しい!」と思える要素がひとつもない残念な山行になってしまいました。過去10年でこんな山行は初めてです。
下山してからの泥湯温泉での入浴が唯一、良かったなぁ~
1000 小安岳分岐
1010 小安岳山頂
1035 石神山分岐 昼食1回目(バナナ1本、おにぎり1個)
1045 発
1130 高松岳避難小屋
1137 高松岳山頂
1145 高松岳避難小屋にて昼食2回目(カップラーメン、おにぎり1個、ココア)
1255 発
1400 山伏岳山頂
1515 川原毛登山口着 これより車道歩き
1545 泥湯温泉駐車場着
※ 泥湯温泉駐車場から高松岳まで、登り3時間37分(休憩含む)
(コースタイムは3時間25分(小安岳往復含む))