甲子柿を求めて釜石へ

晴天に恵まれた2023年11月15日、
今日は、久しぶりに遠野の「ばんがり」のラーメンを食べに、そして今が時期の甲子柿を買いに、お盆の雨で延期していた墓参りをするために釜石へ行くのだ。
盛岡から釜石に向かうには、途中に産直施設がたくさんあるし、お目当ての食堂もある。 時間があるときはそういうのもいいよね。♪
紫波の「あかさわ」や遠野の「風の丘」で、リンゴや野菜、漬物各種、饅頭などを買い込んだ。 晴れた日のドライブ&買い物は楽しい。
(^^)
甲子柿のこと
甲子柿の入荷について
- 甲子柿のシーズンは例年10月20日頃から11月20日頃
- 道の駅に持ち込まれる時間帯や数量は決まっておらず、生産農家さんがそれぞれ自分のところの柿室で出来上がった都度持ってくる。
- 一気に30箱持ってくることもあるし、少ないときもある。時間もまちまち。
- 客は朝7時から並んでる人もいる。
- 価格は2個入りで400円とか5個入りで400円とかだが、柿の大小もあるし農家さんの値段の付け方も違うので一概にいえない。
- 「道の駅仙人峠」以外で甲子柿を買えるのは、市内のスーパーの産直コーナーにも、運が良ければ置いてある。
道の駅釜石仙人峠
一般道を平倉まで走り、「遠野住田インター」から高速道(自動車専用道路)に入り、2区間だけ走って「釜石仙人峠」インターで降りたド真ん前が「道の駅釜石仙人峠」。 甲子柿(かっしがき)を買える貴重な場所だ。
ここはわが故郷に極めて近い。子供の頃に新聞配達していたエリアの外縁付近になる。
駐車場に入ると「甲子柿」と書かれたのぼり旗が多数はためく。 これは期待が膨らむワイ ♪



最近はネットで情報も広がり、有名になったらしいし・・
ただし、甲子柿を生産している農家は以前は90軒くらいあったのに今は20軒ほどに減ったと聞く。
そのうえで有名になり人気もあるとなりゃ~ 一抹の不安を覚えるのであった・・・
お店に入ると真っ先にこれが目に飛び込んできたが、







まあ、無いものは仕方ない。 甲子柿そのものはなくとも、甲子柿ソフトクリームをここでは食べられる。 数年前に来たときもここで甲子柿ソフトを食べたからね。

で、券売機に行ってみたら・・・

なんでぇ~ なんでぇ~!!自分の子供の頃は甲子柿が当たり前にあったので、柿というものは熟せば自然にこうなるものだとばかり思っていた。
八百屋では甲子柿を1個十円で売っていて、小遣いでよく買って食べたものだ。
そのくらい身近なものだったのに、これが全国でも釜石の甲子地区でしか作られないものだと知ったのはなんと大学生になってから。
そのような貴重なものは、是非末永く存続してほしい。
それもそうだけど、燻して作るということだから自分で釜を作り、渋柿を買ってきて作れないかな?
ばんがり
遠野の青笹にある「ばんがり」は数十年前は釜石にあった店で、ラーメンは釜石ラーメンに近く、細麺であっさりスッキリしたスープ。
以前、高速が出来る前に釜石を往復する際は大抵ここに寄り、「ラーメンとミニ海老丼」を注文するのが常だった。
今日は夢にまで見た(ウソ)「ラーメンとミニ海老丼」を食べれるぞ~ と意気込んで店に入り、メニューを見ると、
以前より随分とメニューが増えたようだ。 そして蕎麦がなくなった。 蕎麦屋兼ラーメン屋じゃなく、ラーメン屋として頑張っていこうというのかな。
新たな美味そうなメニューが増えたので、「ラーメンとミニ海老丼」一択であった私の心は揺れるのであった。(笑)
心は揺れに揺れまくり、ギリギリまで悩み、結局当初の予定を変えて、「五目ラーメンとあんかけチャーハン」に浮気してしまった。(^_^;


写真が小さくてよくわからないが、お顔の面影からして、以前ウェイターもやっていたあのハスキーボイスのお兄ちゃんが二代目のようにお見受けした。 これからも頑張ってお店を繁盛させてほしい。
メニュー表を見ると、


またいつか是非行きたいものだ。 てか、盛岡にも「ばんがり」2号店ができないかな・・・
お墓参り
さて、本来の目的であるお墓参りに行くか・・
うちのご先祖のお墓は、長い階段を登った先にある。 百数十段の、しかも高さもまちまちで大半が前傾している石段を登らなければならない。
6年前に膝の炎症で一時は車椅子も利用した妻であるが、昨今はかなり改善したので、今日は6年ぶりに二人揃ってのお墓参りができた。 それだけでも今日ここに来た価値がある。
トレッキングポールを使い、ゆっくりゆっくりではあるが、なんとか上り下りできた。(^_^)v
お墓は高い位置にあるので、釜石の街並みと海(釜石湾)が見おろせる。

こうして眺めていると、どうしても12年前のあの日のことが思い出されてしまうなぁ~
普段はこんなに穏やかな海なのに・・・
帰路に道を間違えた!
来るときは一般道だったが、帰路は高速で帰る。 今は沿岸と内陸を結ぶ自動車専用道路が完成しているので(しかも無料)、帰りはラクチンだ。
釜石中央インターから本線に乗るときのループに、こんな標識がある。

内陸へ帰るには、「釜石道」に乗るため左に行かなくてはならないのだが、この瞬間、自分には「釜石道」という名前がピンと来なかった。
現在地が花巻ならば、「釜石道」に乗れば釜石まで行ける・・・ とすぐ分かるはずだが、現在地は釜石そのものである。 「釜石道」って、どこに行く道だ?
左は「大船渡・仙台」と書かれているので、イメージ的には「南へ行く」感じ。
でもこんなのは、2~3秒の時間があれば冷静に左へ入るはずだけど、ループ道で標識を見るのはほんの一瞬。
この瞬間、自分の頭の中では

内陸・・つまり花巻や盛岡の文字が見えないぞ。 あれあれ、どっちだ? 左へ行くと南へ行ってしまいそうだな。 盛岡は釜石よりは北だから、右側のほうが正しいのかな。
と、間違った判断をしてしまった。 入ってしまえば高速なので引き返せない。 次のインターで降りて引き返すことは出来るけど、
まあいいや! 引き返すのもメンドクサイから、このまま宮古経由で帰えっちゃえ!
というわけで、30分ほど遠回りになるけど、宮古経由で盛岡に帰ることになってしまったのだ。
悪いことの裏には必ず良いことも隠れている。
もし正しく左の道へ入っていれば、時刻がちょうど夕陽どきだったので、真正面に太陽を見ながら西に進むことになってしまっただろう。 眩しいのでちょっと危険である。
道を間違えたおかげで、大槌を過ぎた四十八坂付近で、海にかかる虹 を見ることが出来た。 海から縦に出ている虹なんて、たぶん生まれてはじめて見たワイ

--- 2023年11月 記す---


