日々の雑記
ブログのようなもの
webサイトの1ページにするほどでもない、些細な出来事や日々感じたことを、ブログのように書き綴っているコーナーです。
全く気まぐれに、書きたくなったことを自由に書いているだけなので、過去の出来事も含まれます。 なので日記に近いけれど日記ではありません。
※ なお、当サイトに掲載される広告は、Googleにより自動的に配信されているもので、当サイト管理者の意思とは無関係です。

下北半島西部を巡る
旅の二日目の朝、車中泊した寝袋を畳みパソコンを出し、まずは注文の処理などのお仕事を片付ける。

次に朝飯。 湯を沸かし、スープとおにぎりだけの簡単定食だが、これで今日の山登りに耐えられるかな?
取り敢えず、量だけはたくさん食っておこう。 おにぎりは2個じゃ。

下北に来た最大の目的は、縫道石山に登ること。 これで 「ぬいどういしやま」 と読む。 いかにも青森県らしい名前に感じるのは自分だけかな?
弘前ねぷた祭りの掛け声が 「やーやどう!」 それに雰囲気が似てるかなって?

正面から見るとこのように険しく堂々たる山容であるが、もちろん正面から登るわけじゃない。(^_^;
( 正面からロッククライミングする人たちもいるけどね。)
一般登山者は裏側から回り込む。 それでも最後はかなりの急登だったが・・
登山の内容は、別ページに詳しく書いている。
⇒ 縫道石山に登る
↓↓↓
縫道石山から下山した後は、近くの集落にある「ぬいどう食堂」で遅めの昼食
ここのお母さんは一人で切り盛りしていて、すごーーーく! 話好きな方だった。(^_^;
自分が入ったとき客が一人いたんだけど、お母さんとお話中で、自分が入ったことをキッカケに出て行ったが、その後は自分がお母さんと延々とお話することになっちゃった。(^_^;
「歌舞伎丼」を頼んだ。 本当はイカも入るんだけど、今日はイカが不漁で在庫が無いってことで、代わりにイクラが多めに入ってる。

ここはウニ丼が有名らしく、ウニの時期(夏)に来るとこういう素晴らしいものが食べられるようだ。↓

google map から引用
ここのお母さんは笑顔が素敵でとても感じが良く、長々とお話していても楽しいんだけど、仏ヶ浦を観光する時間がなくなっちゃうんで、なんとか振り切って(笑)、店を脱出した。
次に仏ヶ浦に向かう。 駐車場から高低差110mの遊歩道を海岸に降りると、奇岩の絶景が待っている。
↓↓↓
仏ヶ浦散策の内容は、別ページに詳しく書いている。
⇒ 仏ヶ浦の遊歩道を歩き、陸路から観光してきた
本日の宿泊予定地は、むつ市にある「むつ矢立温泉」(・・のバンガロー)なんだけど、そこまでけっこう距離がある。
人口密度の極めて低い地域をドライブするが、途中に、一旦は車中泊の候補として考えた「野平高原キャンプ場」に立ち寄ってみた。
一度は候補に考えた場所だから、実際はどんなところか後学のために見ておこうというわけだ。
そして駐車場に着いてみると・・・

どーーーん! この広大さ


利用料は無料だが・・

立派な水洗トイレだが・・・

炊事場もとても立派だが・・・


テントを張る場所も、とーっても広くて開放感抜群であるが・・・
「車中泊マップ」のサイトに、書かれていたクチコミ
町営の無料キャンプ場。広い駐車場のうえ、水洗トイレ、炊事場完備。ただし、オフシーズンは孤独感が抜群。
とあるとおり、孤独感が半端ない!
現に、オフシーズンで平日のこの日は誰もいないじゃないか。 ここに泊まる? いやいやいや・・・
ここなら、熊が出ようが魔物が出ようが「この世の人ではない人」が出ようが、助けを呼んでも誰にも聞こえないじゃないか。
(((;゚Д゚)))
まあ、心臓に剛毛が生えている人なら、オフシーズンでも素晴らしいキャンプ場かもしれない。
てことで、予定どおり「むつ矢立温泉」に急ぐのじゃ。 もう夕闇が迫ってきてる。
大間崎テントサイト
車中泊スポットとして評判の高い「大間崎テントサイト」に到着

すぐ近くは海。 それもマグロで有名な大間崎だ。
周囲に食堂や土産物屋などが建つ中に、整備された草地のキャンプ場。
大間町が管理していて利用料は無料、申込みも不要。 ところどころ木製のテーブル、ベンチがあり、テントはどこに貼っても良い。

炊事棟とトイレ棟がそれぞれ個別にあり、これは炊事棟。 なかなか立派。



大間崎テントサイトについての説明は、大間町観光協会のホームページから引用させていただく。 以下、引用。
本州最北端のキャンプ場。大間崎の駐車場に隣接しており、周囲の食べ物屋さんでテイクアウトもできるので、とても便利。炊事棟、公衆トイレを完備しています。
◎利用料:無料 ※ご予約の必要はありません
◎炊事棟の今季オープン期間:2023年4月18日(火)~10月31日(火) コイン式(有料)のガスコンロあり
【利用上のご注意】
・大人数での利用は避け、感染防止対策を万全にお願いいたします。
・火気の使用(焚火や炭火)は原則禁止となります。炊事棟のガスコンロ(有料)をご利用下さい。
・ゴミは必ずお持ち帰りください。
・民家等が近いので騒音は出さないようご協力をお願い致します。
テントサイト(草地)と駐車場は隣接していて、自分はキャンプじゃなくて駐車場で車中泊する。
1分も歩けば大間崎。 とーっても気持ち良い景色が広がってる~


北海道の恵山(えさん)が見える








津軽海峡 対岸に見えるは函館山

だいたい様子がわかったので、まずはお風呂に入り、夕食の食材を買いに行こう♪
まずお風呂だが、3kmほど南に行くと「おおま温泉 海峡保養センター」がある。
⇒ おおま温泉 海峡保養センター 日帰り入浴
次に買い物だ。
お風呂から1、5kmほど西に「マエダストア大間店」がある。 そこで弁当と酒を買ってきた。
⇒ マエダストア大間店
贅沢を言えば大間はマグロで有名なので、テントサイトの近くにたくさんある食堂でマグロ定食を食べれば良いのだが、節約ケチケチ旅行なので我慢する。(^_^;
お風呂&買い物から戻ってきたら、夕闇が迫る時刻になっていた。


動画 49秒
27秒当たりで岸壁の上をオコジョ(?)が横切る
↓↓↓

テントサイトにはちらほらとテントが張られ、


駐車場にも車中泊すると思われる車がそこそこ集まってきた。

季節は9月半ばなので暑くもなく寒くもなく、車中泊には丁度良い・・・はずだったが、車の中に蚊が数匹入り込んでしまったようで、どうにも気になって眠れなかった。
暗闇の中、プーンと音だけはするので当たりを付けて手を叩くのだがすべて空振り。 憎っくきやつめ!
(`ε´)
これで学習し、以後、車中泊旅行には必ず「どこでもベープ」を持参することにした。 安心感が違うし、実際に効果があった。
翌朝、大間崎から北海道函館に向けて朝7時にフェリーが出るらしく、北海道へ渡る人たちは朝早く起きて準備していた。
フェリーって、出航時間より1時間以上早く行かないと手続きが間に合わないからね。 いろいろお話させていただいたバイクの方ともここでお別れだ。 一人旅は、他の旅人とのこういう些細なふれあいが楽しい。(^^)

そして車中泊のスポットにはこういう車も来る。 中はどうなってんだろ? 楽しそう。

むつ湾と、ほたて観音
マサカリの形をした下北半島は、その根元までならそれほど遠く感じないけど、先端まで行くとなると相当な時間もかかるし、行けそうでなかなか行けない場所のひとつじゃないかな。
でもいつかは行かねば・・ 仏ヶ浦などの素晴らしい景勝地もあるしね。
ってことで時期的にも丁度良い秋に、天気予報を睨んで絶対この辺りという日を選び、身軽な一人旅で行ってきた。
一人なので贅沢はしない。 質素にも耐えられる(笑) そうなると「車中泊」一択である。 旅行費用で最も大きな比重を占めるのが宿泊費なので、これがタダなら大幅節約となる。 2泊程度なら車中泊でも体力的に充分許容範囲だ。
初日はまず大間崎を目指す。 大間崎には「大間崎テントサイト」という素晴らしい車中泊(兼キャンプ)スポットがあり、クチコミを見ても評判が良さそうだった。
出発は9月17日の火曜日。 日程はすべて平日だ。 平日は混雑が少なく、仮にどこかに宿泊するとしてもお得プライスだし、メリットがいっぱい。 自営業だとヤリクリによってはいくらでも平日にこういうことが出来るので大変よろしい。(^^)
本日の長旅の途中の昼食タイムには、むつ湾を見渡す絶好のビューポイントにある「トラベルプラザ・サンシャイン」というレストハウスに立ち寄った。 道の駅ではないが、道の駅っぽい感じの休憩スポット。
ここには「ほたて観音」が立っていた。

場所的には、「マサカリの柄」の丁度中間あたり

ここからは「むつ湾」が広々と見渡せる。

今日はよく晴れていて素晴らしい景色と開放感。 海もきれいだ。 潮風を全身で感じ、とーっても気持ちいい~!

下北半島、津軽半島、すべて見渡せる。
ホタテ貝から現れた観音様 ドーン!

手にもホタテ貝を持ってる。 この観音様は陶器で出来てるんだって。陶器の観音様は世界的にも珍しいんだって。

観音様のすぐ横にはハマナスが・・・ ハマナスとむつ湾

いい景色 (^^)

ハマナスの実って食べられるんだそう。 食べたことないけど。
ここはレストランがあり、隣にローソンや公衆トイレもあり、ちょっとした道の駅っぽい雰囲気のところ。
ここから5kmほど南には、「道の駅よこはま」があり、そちらはずっと規模が大きいけどね。

昼飯は何にしようかな? この辺りはホタテと菜の花が名産らしい。

そうなると必然的に、ホタテが入って「むつ湾」の名前を冠した「むつ湾ラーメン」になるよな・・・

なかなか美味しい♪ ごちそうさん。 さてそれではボチボチ「大間崎」を目指そう。 まだ先は長いのだ。
今年は蜂を見かけない
今年はなぜか蜂を見かけない。 全く見ないわけではないが、例年に比べると極端に少ない。なんでだろ?
うちの周囲は蜂が巣作りしそうな場所がたくさんある。 建物が多くて雨をしのげる軒先がたくさんあるし、周囲は雑草ぼうぼうの荒れ地や山林だらけ。
だから毎年必ずどこかに巣を作られてきた。 アシナガバチのときは、暗くなってから自分で駆除スプレーをかけて全滅させるし、スズメバチのときは仕方無く駆除業者に頼んだこともある。 いずれにしても毎年夏にはそういうことをやってきた。
しかし今年は変だ。 巣を見かけないどころか、辺りをブンブン飛ぶ姿も見るのも例年に比べて極端に少ない。
スズメバチだけでなく、アシナガバチ、クマバチもほとんど見かけない。 毎年たくさん飛んでるくせに・・・
原因として真っ先に考えるのが今年の猛暑だけど、ネット検索してみても、逆に「猛暑のときは蜂の活動が活発化するので注意!」なんて書いてある。
ただ単に偶然少ないだけなのかな? まあ何にせよ、危険が少ないというのは良いことだ。
こうやって油断してると、9月後半涼しくなってから蜂が爆増したりして・・・
((;゚Д゚))
栗拾い・・ の期待
今朝、ゴミ出しに行ったら道路に栗のイガが落ちていた。
そうか、もうそんな季節になったか! 毎年、滝沢総合公園の小山で栗拾いをしているが、今年もそろそろチェックする必要があるな。
ちなみこれは昨年の写真。 小山の頂上付近には栗の木がたくさん生えていて、イガもたくさん落ちている。 しかしここは広く刈り払われて歩きやすいため、簡単に採られてしまう激戦区。

従って自分はここでは採れず、周辺の林の藪の中に入って採るのである。 競争率の少ない場所を狙わないとね。
藪の中は歩くのが大変だが、それなりに採れる。

昨年9月21日の収穫写真

山栗なので1個1個は小さいが味は良い。(^^)
しかし、今年は昨年までと状況が違う。
昨年から今年にかけて、小山の頂上付近は施設整備がなされ、新たな遊具が設置されたりしたが、その代わりに頂上付近の栗の木がほとんど伐採され無くなってしまったのだ。
そのため、今まで頂上付近の楽な場所で採っていた人たちは勢い、周辺の藪の中にも入り込むかもしれない。
周辺の藪は俺様の縄張りだ~!
( ー`дー´)
と言いたいところだが、山菜採りなんて早い者勝ち。 今年は藪の中も激戦区になりそう・・・
森の仲間たち
数日前のこと、
外水道の方に歩いて行ったところ、蜘蛛の巣がモロに顔にかかった。
ウワッ! ウワッ! と手で振り払い、
コノヤロ~!今からこやつの巣を全部ぶっ壊してやる・・・ という気持ちで、「蜘蛛の巣取り棒」を置いてある小屋の方へ向かうが、
その途中、カーポートの下へ来たところで、ここでもまた蜘蛛の巣が顔にかかった!
コノヤロー!! ( ー`дー´) 怒りは頂点に達し、蜘蛛の巣取り棒を振り回し、周辺にある蜘蛛の巣を片っ端から半狂乱になって(←ウソ・大袈裟)壊しまくる。

そういう出来事があったので、それからは家の周囲を歩くときも慎重になったのだが、そういう心構えってのは数日しか持たないものである。
今朝、ゴミ出しに行こうと車に向かったところ、またしても蜘蛛の巣が顔にかかった。モロに
眼鏡を外してみたら、レンズに細かいヒビが無数に入っている!
なんで割れたんだろう? と思ってよく見たら、蜘蛛の巣の糸がそのままレンズにくっついたものだった。(-_-;)
しかし自分はもはや冷静である(笑)
自然豊かな土地に住むってことは、こういうことなんだよな。
自宅周辺に生息しているリスやウサギなどの可愛い動物だけではなく、このような招かれざる生物たちも平等に (笑)、分け隔てなく、我々は憎しみ親しみを込めて「森の仲間たち」と読んでいる。(^_^;

↑
こんなのあり得ねぇ~!
一帯一路とAIIBに騙される経過がよく分かる
ろくでもない中共政権による世界派遣を握る構想が、最近はどんどん裏目にでて頓挫しそうで、とても良いことだ。
日本でも左翼政党やマスゴミが一帯一路に参加すべき、AIIBに参加すべきと騒いでいたが、やっぱり左翼マスゴミの言うことの反対を行くのが正しい。 結果を見るといつもそうだな。
複雑で壮大な内容を、誰でもわかるように面白くまとめてくれた「ずんだもん」さん。 あざーす!
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盛岡どんぱ
「盛岡最大級の花火大会」と(主催者は)謳う「盛岡どんぱ」
全席指定で、一人2,000円から高い席は5,000円。 さらに駐車場料金も場所によってまちまちだが数千円かかる。
会場が高松の池周辺で駐車場が少なく、周囲が人口密集地だから仕方無いが、一万円近いお金をかけてまで見に行く気はないので、遠くから眺めることにした。(^^ゞ
「ビッグルーフ滝沢」の広々とした駐車場は車もまばらで、見物してる人もホントにまばらだった。 なんせ、ここからだと直線距離で5kmくらいあるからねぇ~
でもここは穴場だと思う。 前はすべて田んぼで開けており、遠くにも大して高い建物がない(=つまり田舎)なので見通しが良く、実際、遠いながらも花火は良く見えたし、音もそれなりに(遅れて)聞こえてきた。
動画 約10分
↓↓↓
午後6時半に始まり7時半に終わったが、花火と花火の間のインターバルが異常に長くて、実際に花火が打ち上がっている時間って20分くらいしかないんじゃないか。 これであの値段はちょっと・・・
ただし花火そのものは、全国から有名花火師が参加しているというだけあって、8月11日に行われた「盛岡花火の祭典」のそれよりもカラフルで趣向が凝らされていて内容は良かったように思う。
来年に向けては以下の作戦で行こう♪
- ビッグルーフ駐車場に椅子を2つ持って行く。
- 双眼鏡を持って行く。
- 帰りは妻の運転にして、缶ビールを持って行く。(^_^;
藤七温泉の極上露天風呂
八幡平散策の後は、車で5分ほどの藤七(とうしち)温泉で日帰り入浴。 ここは東北で最も高い場所にある温泉である。

自分的には・・・
登山またはスキーをして足が適度に疲れ、体も冷える ⇒ 温泉に入る ⇒ 風呂上がりにビールを飲む
・・という組み合わせほど幸せなことはないと思っている。(^^) 一人でもOKだが、友と一緒ならなお良い。
さらに温泉は源泉掛け流しの、硫黄の匂いプンプンの、白濁した湯なら最高だ。 八幡平周辺の温泉はまさにそれ。 中でも藤七温泉は泉質から雰囲気から温泉の帝王といって良い。(笑)
素晴らしい国日本に生まれ育ち、特に、こういうことが日常的にできる岩手県(内陸部)に住んでいるというのは、なんて恵まれているだろう自分は・・・
受付をしに中に入る。 日帰り入浴は650円。 日帰りで入れるのは朝8時から夕方6時までだそうで、これも非常に長い。 良心的ですな~

日帰りの人は一旦外に出て、大浴場入口から入っていく。

入口からして雰囲気あるが、通路もこんな感じで趣がある。 別名「古い」とも言うが、ここは「趣」で良い。

さて「脱衣所」でちょっとした「事件(笑)」が・・・
「脱衣所にコインロッカーがありますので貴重品はそちらをご利用ください。」
・・と案内があったので、それが頭にあり、「男湯」と書かれた暖簾の前にコインロッカーがあったので、この小さな空間が「脱衣所」なんだろうと勝手に解釈した。
時刻は12時頃で、他に客は誰もいなかった。
では・・ ということでそこで服を脱ぎ、脱いだ服を入れた手下げ袋を、貴重品もろともコインロッカーに突っ込んでパンツ一丁になったところで、ふと横を見ると、「女湯」と書かれた暖簾もあるじゃないか!
「男湯」の暖簾と「女湯」の暖簾とコインロッカーが一緒にあるこの空間っていったい?
と思った瞬間、女湯の暖簾をくぐって女性が現れた!
女性は瞬間的に「ハッ!」とも「アッ!」ともつかないような小さな声を上げて足早に立ち去る。 そこで愚かな自分はすべてを察したのであった。← アホ
なぁーんだ! この暖簾の先が本当の脱衣所なんじゃないか。 実際そのとおりで、戸を開けて中に入るとこうなっていた。

だよなぁ~ さっきのところは脱衣所にしては狭すぎたもんな。 でも秘湯だからこんなもんか・・ って勝手に解釈した自分が悪いんだよな。
それにしても「パンツ一丁」で良かったワイ。 さらに進行していたら・・(汗)

この「本当の脱衣所(笑)」にも、もちろんコインロッカーがあり、貴重品はそこに入れて一息ついた。
窓から外を見ると、これから行く、野趣たっぷりの浴槽群が見えた。
ちょうど誰も入っていないので写真撮っておこう。 パチリ

右側のほうもパチリ

自分はあまり目が良くないので気が付かなかったが、後で写真をみたら人が入っていた。 だから上の画像は人のところにモザイクをかけた。
脱衣所から入るとまずは内湯があり、外に出てスノコ状の通路を歩いて露天風呂に向かう。 露天の浴槽は全部で6つあり、1つは女性専用でその他は混浴。

5つの浴槽全部入ってみたが、一番高いところのは非常に熱くて入れなかった。 自分は熱いの好きなんだけどね・・
中段の3つはぬるめで、長く入るには丁度良い。
下の浴槽はやや熱めで、多分43度くらいかな? ここが自分的には一番気に入り、何度も出たり入ったり・・・
浴槽の底は木の板や泥になっていて、底からプクプクと泡が出てくる。 源泉が直接湧き出しているらしい。
場所によってはけっこう熱い源泉が湧き出しているところもあり、座る場所を変えることもあった。
体を沈めて目線の位置を湯の面に近づけると、次々に湧いてくる泡の一つ一つがUFOのようにも見える。 その大小無数のUFOたちが風に押されてあっちへ行ったりこっちへ来たり。
現れては消え、現れては消える無数の泡たちは一人一人の人間の意識で、泡を生んでいる大量の湯の塊こそがその本体であり本当の自分自身、誰にとっても本当の自分自身・・・
そう考えるようになったのは、今から44前にインドの浜辺のヒッピーパーティーでLSDをやってから。
なんだか今でもその考え方は変わらないなぁ~ というか、昨今は量子力学の研究が進んでミクロ世界や宇宙の本質が科学的に明らかになってきて、それに照らし合わせても、この考え方って充分に有りなんじゃないかな。
なんてことを考えながら、泡の行列を飽きずに見ていた。 当然のぼせてくるので湯から上がり、周囲に置かれた巾広のスノコにあぐらをかいて座る。
秋の風が、熱くなった体に心地よい。 温泉なので冷めにくく、しばらく心地よい湯冷めを味わってから再び湯につかる。 この繰り返し。 ああ、なんて贅沢な時間だ。(^^)
自分が来たのは12時頃で、そのときは人はまばらだったが、徐々に増えてきて出るときは十数人になっていた。
女性の場合は混浴って抵抗があるだろうから、ほとんどの女性は女性専用露天風呂に行くのだろう。 だから混浴っていっても実際は男湯みたいなモンだろう・・・ と、考えていた自分は、現状認識が間違っていた。
カップルが続々と混浴に入ってくるのである。 見たところ推定30代、40代、50代、80代と、様々な年代のカップルが入ってくるではないか。
なるほど、女性が混浴に入るための入浴着も様々なタイプが市販されているんだな。 これをまとい、パートナーと一緒なら、男が入っている浴槽にでも抵抗なく入れそう。 実際、楽しそうに会話したりして長湯している。なるほどな~
彼女たちがまとっていた入浴着は様々だが、おおむねこんな感じであった。↓
ちなみに内湯はもちろん男女別で、シャンプー、ボディーソープが供えられており、体を洗える。 3人分の蛇口がある。
湯の蛇口と水の蛇口があるので、自分で適当な割合で混ぜて使う。 湯はめっちゃ熱くて、水はキンキンに冷たい。 なので、どっちも直接そのままで体にかけると大変なことになる。
八幡平を散策
今年の夏は、平地がいくら天気が良くても高地では雲が沸きやすいらしく、「見晴らし予報」の悪い日ばかりだった。
「てんきとくらす」サイトの「東北・山の天気」のページには、東北じゅうの山の天気予報とともに「見晴らし予報」を見られる。 ただし一般人は今日と明日の分だけ。
しかし自分は有料会員なので、明日を含め3日先までの見晴らし予報を見ることが出来る。 まあ、有料といっても月額たったの100円だけど・・
そんで、今年の夏は特に暑かったせいか、毎日ずっと見晴らし予報を見ていたのだが、どの山もいつもこんな感じで悪かった。 下界はばっちし晴れてても、山の天気が良くてもだ。↓↓

カテゴリーは、「とても良い」、「まずまず」、「悪い」の3段階だが、「とても良い」がごくわずかなのである。せいぜい早朝程度。
ところが最近秋めいてきたせいか、「とても良い」が現れ始めた。 八幡平の9月8日は午前中いっぱいが「とても良い」
最近全然山歩きしてないし、行くしかない!
参考サイト ⇒ 東北・山の天気
八幡平周回コース

自分はいつも、上の白い線の周回コースを時計回りに歩く。 一回り歩いて2時間くらいで、高低差も少なく、すべて遊歩道なので危険箇所なんて全くない。 レストハウスから山頂まで高低差はわずか70m。
八幡平はそもそも「観光地」であり、「日本一楽に登れる日本百名山」なんて呼ばれているらしい。
周回コースだって、上記のとおり目一杯歩くと2時間かかるが、八幡沼展望台から真っ直ぐ帰るショートコースなら1時間程度だ。 体が鈍ってしまったときのリハビリ&自信回復コースとして丁度良い。(^_^;
さて歩くとするか・・・
峠の駐車場は有料なので、100mほど下の無料駐車場に停め、峠に向かって歩くと、因縁の階段が見えてくる。

数年前に膝の半月板損傷が見つかってからは山歩きを止めていて、その後に筋トレをしたことにより、なんだか自信が付いた気がして、山歩き再開の最初の場所に選んだのが丁度1年前の八幡平であった。
近道しようと、正規の登山口ではなくこの階段に一歩足を乗せた途端、ズキッ!と右膝に走った痛み。
自信回復のために来たはずが、なんと最初の一歩で自信を喪失した因縁の階段である。(+_+)
かといってこのまま帰ると敗北感が半端ない・・・ってことで、その日は痛いのを我慢して2時間歩いた。(ーー;)
今日はその轍を踏まず、正規の登山口から慎重に入って行くのだ。 この程度の道なら不要だろうってことで、膝サポーターも付けていない。 付けない状態でも問題ないくらい良くなっていることを確認したいので・・・
因縁の階段を横目で見ながら、
ふんっ! 昨今の俺は一年前の俺とは違うんだぜ。 膝も大分具合が良くなり、おめえみたいな階段なんて目じゃねえよ。 先を急ぐんで、じゃあな。
・・と、心の中で語りかける。(^^)

まずは入山前にレストハウスでトイレを拝借。 観光地なので綺麗に整備されている。

歩きやすく整備された遊歩道を20分ほど登ると・・・

「鏡沼」に到着。 ここは6月上旬には昨今有名になった「ドラゴンアイ」になるところ。

明るい声が聞こえてきたと思ったら、前方を幼稚園か小一くらいの遠足の一団が歩いていた。 賑やかでよろしい。(^^)

頂上の標識をバックに、子供とその親御さんたちが交代で記念写真。

八幡沼展望台に着いて・・・

絵葉書でも有名な定番の風景が広がる。
今日の見晴らし自体は確かに良いのだが、空を薄い雲が覆っていてスッキリ青空じゃないのが少し残念。 さらに風も強かった。

沼のほとりにある山小屋、「陵雲荘」。 子供達の遠足一団はここに入って昼食タイムのようだった。

自分はこのベンチスペースで、風景を眺めながら昼飯タイム。 定番の「おにぎり&カレーヌードル&コーヒー」セット(^^)

八幡沼の周囲はすべて湿原になっていて、木道が敷かれている。 ちょっとした「尾瀬」の雰囲気かな。 この辺りが八幡平では自分の一番のお気に入り。

池塘(ちとう)もそこそこ存在している。 数の上では千沼ヶ原にはかなわないが、それでも良い雰囲気。

池塘の中には定番のミツガシワ

ミツガシワさんをアップで見る。 花は終わってるけどね。

源太森との分岐点。 源太森は、ほとんど平坦な八幡平にあってチョコンと突き出た小さな突起。
なので展望が良いが、分岐点から先は「遊歩道」ではなく普通の「登山道」になる。 行くのを省略すれば、周回コースは時間的に25分ほど短縮できる。

源太森からの展望
見晴らしは良いんだけど上空にうっすらと雲がかかり、風も強いので早々に退散。

帰りは沼の南側の木道を通る。 こちらも広い湿原になっていて、秋がもう少し深まれば草紅葉が綺麗に広がるはず。
今日のような風の強い日に、草原が風になびく姿もまた風情があって好き。(^^)

この辺りの景色も素晴らしい。
さて、駐車場に帰り着き、一息ついたら次は待望の温泉だ~。 車で5分ほどの藤七(とうしち)温泉に向かう。
100秒でわかる名作劇場
「いらすとや」さんのイラストは、今や役所が出すパンフからスーパーのチラシ、会社や個人のHPやブログ、Youtube動画の中など、毎日どこかで目にするほど日本中に浸透しているが、自分もHP作りでけっこうお世話になってる。

こんなのや、

こんなのとか
他にもまだまだたくさん。 検索すれば、それに相応しい可愛いイラストが見つかるので、ついつい使いたくなってしまう。(^^)
これで全部無料だし、商用利用もOK。 利用規約もかなり寛大な内容。
そんな「いらすとや」さんが、NHKとコラボ(?)して、いらすとやさんのイラストを使った日本と世界の名作劇場アニメがEテレで放送されていることを初めて知った。
自分はテレビは見ないけど、同じ内容が youtubeにもアップされているので、息抜きに見てみた。(^^)
世界の名作なんて、もちろん全部は内容を知らないので、教養を身に付けがてら(?)今後も息抜きしたいときに見るとしよう♪
⇒ 100秒でわかる名作劇場
↓↓↓
トンネルだらけの凄い道
宮古からの帰路は、全線開通した宮古盛岡横断道路だ。

宮古盛岡横断道路とは

※ 2020年3月現在の進行状況図 国土交通省HPより
宮古盛岡横断道路は、三陸沿岸道路と東北縦貫自動車道を結ぶとともに、盛岡秋田道路(国道46号)と一体となり、東北地方の連携・交流の骨格となる格子状骨格道路ネットワークを構成する路線です。
東日本大震災後は、国の復興支援道路としてかつてないスピードで整備が進められ、令和3年3月には県による整備区間を含めた全線が開通し、宮古盛岡間の大幅な時間短縮が図られました。
※ 岩手県のHPから引用
前回宮古に行ったのは4年半前なので、当時はまだ未完成部分が多く、やっぱり宮古は遠いというイメージだった。
今回は宮古西道路入口から入り、全線をドライブして盛岡に帰ってきたので、完成したこの道路の全容を体験することが出来た。

区間中最長である新区界トンネル(約5km)をはじめ無数のトンネル。 そりゃー、くねくね曲がった閉伊川沿いの山間部しかない地域に高規格道路を作るとなると、トンネルだらけになるのも頷ける。
盛岡・宮古間は以前は2時間かかるのが普通だったし、冬はさらに恐怖の峠越え。
今回は1時間20分ほどで着いちゃった。 しかも峠道がないため、おそらく冬場も怖くないと思う。
全区間66kmのうち、体感ではトンネルが半分を占める感じ。 よくぞこんな凄い道路を作ってくれた!!

シートピアなあど
浄土ヶ浜散策の後は、遅い昼飯を食べに「道の駅みやこ」に立ち寄る。 ここも比較的新しい施設。
愛称は「シートピアなあど」
「なあど」というのは宮古地方の方言で、「どうですか?」 「いかがですか?」という意味。

ほんとに海のすぐ前にある。 ここは浄土ヶ浜遊覧船「うみねこ丸」の出航地点にもなっているらしい。

駐車場の敷地内には、うみねこ・・ ならぬ、うにねこカフェ。 とても小さい!
で、シートピアなあどの本館に入ると・・・

うにねこ ってのがここのキャラクターらしい。(^^) 妻があの穴の中から顔を出せって催促してくるが、恥ずかしいからやらない。 いい歳こいて誰がそんなことを・・・
( ̄_ ̄)
( 結局最後にはやらされたが・・)
さて、2階にあるレストランで食事。 食券を買うと自動的に注文内容が厨房に伝わるので、そのまま自由に席に着いて待っていれば良いシステム。
自分はやっぱり海藻ラーメンだ~! ここに来る前から非常に楽しみにしていたのだ。 海藻が大好きなんでね。

食べてみた感想。 海藻は良い、美味しい。 しかしスープが自分的にはイマイチだった。
こういうのは、やはり元祖磯ラーメンである昔の吉里吉里(きりきり)ドライブインの超絶美味の磯ラーメンが記憶にあるため、未だそれを超えるものに出会っていない。
当時の吉里吉里ドライブインの磯ラーメンは凄かったなぁ~ 海藻はもちろん、海老・イカ・ホタテ・しゅうり貝をはじめ各種貝類など盛りだくさんに入って値段も安く、スープは貝の出汁が効いて超絶美味かった。 まあ半世紀も前のことなので物価から何から違うので仕方無い面はある。
こっちはタラのフライ定食 見た目も豪華

食事を注文した人は、ドリンクバーが無料で付いてくる。

ただし、コーヒーカップはとても小さいものであった。(^_^; まあ、おかわりすれば良いんだけどね。
1階は産直になっている。 ここで懐かしいものを発見!

「地きゅうり」 だ~ かつて久慈に住んでいたときは、今は無き「みっちゃん」という小料理屋でよく出てきた。
料理の仕方が上手なのか、酒によく合って美味かった。 県北沿岸地方では普通に栽培されているようだ。
穏やかな浄土ヶ浜
↓↓↓
浄土ヶ浜は若い頃に何度か海水浴で来たことはあったが、年を取った今は観光の気分で歩いてみたい。
幸い今日は好天に恵まれた。 平日なので混雑はしていないだろうから、のんびりと時間をかけて散策しよう♪

第一駐車場に停めた。
駐車場は第一、第二、第三とあるが、第二や第三に停めると浜までの高低差があり、戻るときの歩きが大変。
最も楽に散策できるのは、第一駐車場に停めて、すぐ横にあるビジターセンターの階段またはエレベーターで地下一階まで降り、そこから海沿いに設けられた平坦な遊歩道を歩くこと。
帰りはエレベーターで3階(ビジターセンター正面玄関)まで上れるので、楽に戻って来られる。
浄土ヶ浜ビジターセンター

浄土ヶ浜ビジターセンター。 初めて入る。

ほほう、今はこんなのもやってるんだ。 角館でも人力車やってて、乗ったことあったな。 あれに乗ると気分は良いんだけど、周囲の観光客からも見世物になるので、どっちもどっちだなぁ~

出ました、熊出没注意。 今はホントに何処でもこういうのを見るようになった。
なので今回も熊撃退スプレーを腰に付けて出発じゃー!
これがビジターセンターでもらえる地図 (の抜粋) ↓↓

地図の下端にあるビジターセンターから、遊歩道 (海沿いの青い線) を歩いて浄土ヶ浜まで往復する。
入口は3階にあり、インフォメーションと休憩所になっている。 2階は三陸海岸ガイドといって、ミニシアターや展示物が並んでいる。
1階は浄土ヶ浜ガイダンスルームになっているが規模は小さい。 さらに下がった地下一階までエレベーターが通っており、そこから高低差なく遊歩道に出られる。

2階にはこんなお遊びコーナーも・・・

1階にある立体地図。 こういうのを見るのは好き。
参考 ⇒ 浄土ヶ浜ビジターセンター公式HP
遊歩道を浄土ヶ浜へ

ビジターセンターからはこんな立派な遊歩道が出来ていた。 もちろん12年前の津波の後に作られたもの。

最初の「小石浜」には遊覧船「うみねこ丸」の乗り場がある。



トンネルを抜けると次が「中の浜」。 ここは「青の洞窟」を案内するサッパ船の乗り場がある。

すでに次の出港に向けてサッパ船に3人ほど乗っていたが、まだ足りないようで・・・
隣接するマリンハウスから、
「青の洞窟巡りのサッパ船には、ただいま待ち時間無しであと3人乗船できます~」 と繰り返しアナウンス
まあ、一度に運ぶ人数は多いほど良いからね。 この船は6人まで乗せられる構造なんだろう。 船によってまちまちみたいだけど。


アナウンスに誘われて、次々と客が現れて船に乗り込んでいった。 人気あるんだね。
さらにトンネルを抜けると「砥石浜」 美しい海岸を歩く。





昨夜、休暇村宮古で宿泊していた外国人家族とすれ違った。 水着姿なので海水浴してきたんだろう。 どこの国の人だったのかな。

レストハウスが見えると、海水浴場に到着。

写真だけ見ると、このおじさんは若い娘たちに声をかけに行った助平親爺に見えるけど、じつは、彼女たちに頼まれて紀念写真を撮ってあげた人なのです。(^^)

それにしても、浄土ヶ浜の看板の上にはウミネコが常に居座っていて、記念写真に一緒に収まってる。 なんてサービス精神旺盛な鳥なのか。(^^)
さて、ここまで来たからにはレストハウスの3階テラスまで上がって、浄土ヶ浜の定番の風景を見てこよう♪


いかに平日とはいえ、この時間に海水浴している人は一人しか居なかった。 それも、どうも外国人らしい。

この散策で外国人グループと4組すれ違ったが、どのグループも水着だったので海水浴してたんだろう。
それに比べて、日本人で海水浴したらしき人は一人も発見できなかった。(@_@)
自分が最後に浄土ヶ浜で泳いだのは今から30年以上前になるが、当時は砂浜ではないものの、小さくて丸っぽい小石の浜辺だったはず。
ところが現在の浜辺は大きな角張った石が多く、裸足で歩くにはちょっと嫌そうな感じに見える。
なぜ変わってしまったのか? おそらく12年前の大津波の影響だろうということは容易に想像がつく。
それに、気のせいかもしれないが、岩肌が以前より黒ずんできたように見える。 これも津波の影響?
まあ30年以上昔の個人の記憶によるものなので、確たるものではないが・・・
時の流れを改めて感じつつ、浄土ヶ浜の穏やかな海に心和んだ一日であった。
休暇村陸中宮古と姉ヶ崎展望所
8月31日は休暇村陸中宮古に泊まり、美味しい海産物料理を頂いた。 ビュッフェ形式なので貧乏根性の自分はどうしても食べ過ぎてしまう。(^_^;


朝もビュッフェ形式で好きな物を食べ放題。 満腹になりながら外の景色を眺める。 今日も昨日と同様、とても良い天気で暑くなりそうだ。

休暇村宮古さん、お世話になりました。

ロビーにある、宿周辺のイラスト地図

周囲には海を眺めながら歩ける遊歩道が整備されていて、一周すると30分くらいかかるようだ。 ただし階段を含むアップダウンも多くあるそうで、そういうのは一人で来るときにやろう。
今日は夫婦旅なので、一番近い「姉ヶ崎展望所」まで行ってみる。
駐車場の端っこにある遊歩道入口。

姉ヶ崎展望所まではたったの150mだって。 楽勝じゃん。
とはいえ、昨今はどんな処にも熊が出てくる時代。 距離が短いとはいえ、見通しの悪い林の中を歩くときは熊鈴を携帯し、さらに万一に備え、熊撃退スプレーをベルトに付けて歩く。 大袈裟なように見えても大怪我をしてからでは遅い。
参考ページ ⇒ 熊撃退スプレーについて
遊歩道はきちんと舗装されていて歩きやすい。 ただし、緩いながら勾配はあり、どんどん下がっていく。
ということは帰りはずっと登りになるってこと。
5分もかからないうちに展望所に着いちゃった。 ちなみに舗装されているのはここまでのようで、ここから先は未舗装みたいだった。

海に突き出たウッドデッキの先端に来てみると・・・

姉ヶ崎の岬と、水平線が見えた!

今日の海は穏やかなほうだが、それでも岩に打ち付けて砕ける白い波を見ていると飽きないのう~ (^^)

北方の佐賀部方面の眺め
↓↓↓
三王眺望公園
「道の駅たろう」から、震災遺構の「たろう観光ホテル」の前を通り、海沿いの道を5分ほど走ると「三王眺望公園」がある。



駐車場は広く、整備された歩きやすい遊歩道をゆるく下っていくと、ちょっとしたスポーツやキャンプさえ出来そうな広い平坦地が広がる。
とっても開放的で良いところ。 目の前には三陸海岸の雄大な景色。

大きな案内板があり、ここから見える景色の説明がなされている。 メインは目の前にある三王岩だが、晴れた日は遠く魹ヶ崎(とどがさき)まで見えるんだね。

と思って見上げると、確かに魹ヶ崎まで見えました。 今日は本当に良い天気♪ 晴れてて良かった。(^^)

眼下には三王岩。 手前の藪が邪魔なので少し上に上がって見ると・・・

三王岩の全容が良く見える。 今日は晴れてるので、海の色がとてもきれい。

コロナパンデミックが始まってからは海を見ることがなかったので、約4年半ぶりに海を見た。
ここに立っていると、かすかに潮の香りもしてきて、懐かしい気持ちがこみ上げてくる。
自分が生まれ育ったのは海のある街、釜石。 子供の頃は三陸の海はアタリマエに身近にあった。 30代の頃も沿岸部に暮らし、海はしょっちゅう見ていた。
今は内陸に住んでいて海とは縁遠くなったけど、やっぱり海の景色は故郷の景色だ。
少し怖いような深緑の海の水。 岩に打ち付けて砕ける波の音、白いしぶき。 アブラメ(=標準語ではアイナメ) がたくさん潜んでいそうな岩礁や黒々とした水底の海藻。 三陸らしい景色が目の前いっぱいに広がる。
今日、ここに来て良かった!

駐車場の端からは「みちのく潮風トレイル」の小道が伸びていた。 いつの日かこれも歩いてみたい。

道の駅たろうに戻る途中に、「三王岩展望台」というスポットがあるので寄ってみる。 あれがそうだな・・・

でも残念ながら、手前の樹木やブッシュが育ち過ぎていて、眺望はイマイチであった。

岩手県内にある三陸海岸の名勝のほとんどは既に行ったことがあるけど、三王岩だけは見たことがなかったので、やっとこの目で見ることが出来た。
三王岩だから主な岩が3個だと思ってたけど、実際には4個あることも発見だった。
女岩の左隣に、同じくらいのサイズの岩が並んでいるのに、なぜこの岩には名前がないんだろう?
実際には三王岩じゃなくて四王岩じゃんか。 もしくは四天王岩? まあ、それなりに理由があるんだろうけどね・・・
↓↓↓
道の駅いわいずみ ビトクロス
道の駅三田貝分校から東へさらに1時間。 道の駅いわいずみへ到着。
今日(8月31日)はすごく暑い! 道の駅の電光掲示板は、この時点で35度と表示されていた。

外壁を足場が囲い、なにやら工事中の模様。
施設は新しく、内部は立派で綺麗。
ここでも牛乳ラーメンをリベンジ。 短角牛カレーも頼み、妻とそれぞれ半分コして食べる。
店が違うとやはり見た目も味も違うものになる。

こちらの方がいかにも「牛乳」って感じの色合い。 道の駅三田貝のそれよりも牛乳ラーメンらしかったけど、やっぱり小岩井農場まきば園のが自分的には一番だなと感じる。
さて、道の駅いわいずみと言えば、ラジオなどで良く宣伝されて有名(?)になったイタリアンジェラートの店、ビトクロス
ここに立ち寄ることが、岩泉経由にした理由の最たるものなので、これは外せない。
18種類あるフレーバーから2つまたは3つ選んでダブルカップかトリプルカップにするとのこと。

自分は「岩泉ブルーベリーヨーグルト」と「塩バニラ」の組み合わせにしてみた。 これで450円。
腹、冷えた ( ꒪⌓꒪)
好みはそれぞれだが、話題のものなので一度は経験してみる価値はあるだろう。
道の駅 三田貝分校
岩洞湖から30分ほどで、道の駅三田貝分校に到着。
途中、早坂トンネルを初めて通った。 以前のクネクネ坂道が解消され、特に冬場の安全性は格段に良くなったことだろう。

過疎化で廃校になった岩泉町立門(かど)小学校三田貝分校の校舎を改装し、道の駅にしたもの。 かなり立派に改装されていて、思っていたより廃校のイメージはない。

ほほう、今日は参観日か・・・ って、毎日が参観日だけどね。
しかし、道の駅の入口って、どこもソフトクリームのモニュメントがあるんだね。(^^)

給食室だって・・・ ここが食堂。 他に。視聴覚室(テレビがおいてある座敷)と、音楽室(オルガンが置いてある産直コーナーの一角)があった。
給食室はこんな感じ。 割とこじんまりしてる。

学校時代そのままに、小さな机と椅子。 ここで食べるのだ。

食事をしていると何やら後方から弾んだ声が聞こえてきた。
はーい、岩手めんこいテレビの「昼時いわて」のお時間ですよ~。 今日は岩泉町にあります道の駅三田貝分校にやってきました~
こちらは廃校になった小学校を利用して、昭和の懐かしい雰囲気をそのままに、道の駅として生まれ変わった施設になります~
あっ、あちらのお席で、いかにも昭和時代に小学校で学んだという雰囲気の、黄昏れたおじさんがお食事中です。 早速お話をお伺いしてみましょう♪
こんにちは、岩手めんこいテレビのリポーターの目草麺子と申します。 今日はどちらからいらんしたんですか?
えっ・・
も、も、盛岡の方から来ました。
どうでしょう? この一人用の小さな机と椅子、木造校舎の雰囲気。 懐かしいんじゃありませんか?
んん~ まあ、懐かしいっちゃ懐かしいかもしれんけど、まだまだ手ぬるいのう~
えっ? 手ぬるいとおっしゃますと・・
まず、当時の床はこんな綺麗なもんじゃなく、ただの木の板なんで反りや隙間が多くてな・・
放課後に雑巾掛けをすると、木のササクレが雑巾を突き抜けて手のひらにグサッ!と刺さることもあったのじゃよ。
それに、ワシが小学校のときはこんな机と椅子ではなかった。 机は一人一つではなく、二人分の長さがあって二人並んで座ったもんじゃ。 だから重いのだ。 二人で両端を持って移動させるのじゃよ。
えっ? そうだったんですか。
この机は表面がきっちり塗装されて固い膜が出来ているから傷ひとつないじゃろ? ワシらの時のはただの無垢の木で作った机と椅子だった。
だから木の節穴もあったし、子供が彫刻刀でイタズラしてあちこち掘ったりしてたので、キズや凹みがたくさんあったのじゃ。
穴を見つけては鼻クソを詰め込むような馬鹿もおった。まあその馬鹿は後に東大に入ったがの・・・
ワシは馬鹿ではないので、鼻クソは表面の穴ではなく、見えない裏側の穴に突っ込んだものじゃよ。ワハハハ
・・・・
( 番組ディレクターが、何やらリポーターに向かって合図している模様 )
ど、 どうもありがとうございました~ では次のお客さんにインタビューしてみましょう。
ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
・・などと妄想が浮かぶ。(^^)

古いオルガンを発見! ここは音楽室だって。

自由に弾いて良いと書いてあったので、早速、得意中の得意(?)である童謡「港」の 名迷演奏を披露する。 右手だけで演奏するという超絶技巧である。(笑)
周囲の客達にはさぞかし迷惑だったことだろう。(^_^;
妻は音量控えめにバッハを弾く。 こちらは両手を使った平凡な演奏法。(^_^)
さて腹も減ったし昼飯を食うか・・・

岩泉は牛乳が美味しいだろうってことで、牛乳ラーメンをチョイス

出てきたのは見た目も味も牛乳というより豚骨ラーメンみたいな感じ。 わずかに牛乳の味はするけど、想像してたのとは違った。
牛乳ラーメンといえば、どうしても小岩井農場まきば園のそれを基準に考えちゃうからかもしれん。 ご馳走様でした。
岩洞湖レストハウス
宮古への一泊旅行は、往路は岩泉を経由して行こう♪
最初の休憩ポイントは岩洞湖レストハウス

出ました! 本州一厳寒の地 実際本当に寒いしね。

クマモン・・・ ではなく、くまだモン
(^_^;

岩洞湖はなんたって冬場のワカサギ釣りで有名だけど、自分はやったことない。 釣り場のポイントがこんなにたくさん有るとは知らなかった。
レストハウスの中に貼ってあった熊の写真。 親子で道路を横切っている。 レストハウスの近くだとすると、国道455号線を横切ったってことかな。

それにしても、撮影した人は良く撮ったな。 望遠だべか? もし近かったら、親熊に見つかれば間違いなく襲われるシチュエーションじゃね?
さらに湖を泳ぐ熊の写真も・・・

もう一枚

