羽黒山の石段を登ってみた
2019年9月26日(木) 天気 晴れ
羽黒山の麓の隋神門から羽黒山頂までのびる2446段の石段
両側には樹齢数百年の杉並木
羽黒山は山頂まで車やバスで行けるけど、麓から2446段の石段を登っていく方法もあります。
どうせ行くなら自分の脚で歩いて参拝するほうがご利益もあるんじゃないかという気持ちもあり (^^ゞ
石段登りをしてきました。
コースタイムは1時間10分ほどだけど、途中にある五重塔を見学したり、茶屋でのんびり休憩したりして、頂上まで2時間近くかけてじっくり堪能してきました。
午後1時頃、隋神門前駐車場に着いた。
羽黒山入口にもっと近い駐車場もあるけど、満車だったのでこちらにした。
こっちのほうがはるかに広く、トイレもあるし空いていてきれい。無料。
駐車場から見た風景。 道の奥のほうに隋神門があります。
羽黒山の全体像の看板があったので写真に撮ってきた。↓
現在地というのはこの駐車場のこと。
これから、隋神門から入り 2446段の石段を登って羽黒山頂に行きますよ。(^o^)┘
山頂にはバス停があるので、帰りはバスで降りてくる予定。
ここが出羽三山神社の入口
すぐに隋神門
最初は下りなんだねぇ~
下り切った先に、小さな神社がたくさん集まっていた。
それぞれの神社には名前と、それを説明した看板が立てられており、もちろん英語の説明文もあり。
このような小さな神社が、この先山頂に着くまでの間、たくさん見られました。
こういう橋って、渡るのがなんだか楽しい。
川の向こう岸にもなにやら神社。 行ってみたくなる。
趣のある橋ですなぁ~
天然の石を割って敷き詰められており、これを作ったときの労働を想像すると頭が下がる。
爺杉といわれる。 樹齢千年だそう。
五重塔が見えてきた。
ラッキーなことに、今年は150年ぶりに中を拝観できるのだそう。
受付で500円払うと、神主さんがお祓いをしてくれる。 お祓いが済んだ人から順に中に入っていく。
とはいっても本当に中に入れるのは1階部分だけ。1階にのみ「天井」がある。
2階から上は吹き抜けになっていて、中央に「心柱」が「ぶらさがっている」らしい。
単管パイプで組んだ仮設の階段を上り、2階の小窓から膝を曲げてかがみこんで中を覗く仕組み。
目の前に心柱が見えました。丁度、心柱の「継ぎ目」が目の前にありました。
戻ってくると、VRのメガネをつけて中の様子を改めて「拝観」できるようになっていた。
VRなので、自分の頭を上に向けると五重塔の内部の上のほうが見える仕掛け。
実際にこの目で見れるのはほんの一部だったので、こういう文明の利器はありがたい。今時ですなぁ~
五重塔に別れを告げて、イザ石段登り!
最初は一の坂
登りきるとしばらく平坦で、次に二の坂。ここが一番急だった。
両側はずっと杉の巨木並木になっています。
二の坂を上り切ったところにある「二の坂茶屋」 絶好の場所にありますなぁ~
せっかくだから休んでいきましょうか。
餅を食べる気分ではなかったので、一番安いように見えたコーヒー400円にしてしまった。
たいしてコーヒーが飲みたいわけじゃなかったけど・・・
でも後で良く見たら、トコロテン400円や、玉コンニャク150円があった。こっちにすればよかった!
眺めもよく、ほどよく汗をかいたところにそよ風が気持ちいいー (^^)
天気もとても良かったので、黄色く染まる庄内平野と日本海、その先に浮かぶ飛島まで見えました。
茶屋を出るとしばらく平坦地。
その先、長い「三の坂」を上りきるともう坂らしい坂は終わり
斎館というのがあったので、脇道に寄ってみると、
昔のお屋敷があった。
用のある人以外は入れないようなので、玄関で引き返し。
石段の30か所ほどに何かしらの掘り込みがあるとの情報を事前にネットで見てきたけど、結局これしか発見できなかった。
山頂に着いたようです。
山頂は広々とした平坦地になっています。
三神合祭殿に着いた。
ここをお参りすると、羽黒山だけでなく、月山、湯殿山の出羽三山神社を全部お参りしたことになるんだそう。
明日、月山に登るんだけどね。
三神合祭のためか、狛犬(?)も3ペアありました。(^^)
お隣は参集殿かな
山頂には車やバスで来られるため、団体さん含め観光客がたくさんいました。
バスが出るまで時間があるので、茶屋でソバを食べ、おみやげ買い。
レストハウスでもおみやげを物色。 レストハウスの前からバスが出ます。
バス料金が思ったより高かった! たった15分しか乗らないので200円くらいかと思っていたら600円だって。
後で考えてみたら、この区間は有料道路なので、その分料金も高いのかも。
明日は月山に登るので、今夜は月山八合目駐車場で車中泊ですよ。
向かう道すがら、正面に雄大な裾野を広げる月山。 天気が良くて良かった。(^o^)
⇒ 翌日の月山登山へ