北横岳 (北八ヶ岳)
2023年5月17日(水) 天気 晴れ 標高 2480m
北八ヶ岳の横岳 (通称「北横岳」) 南峰から見渡す南八ヶ岳
大学時代の同窓会出席を含めた6泊7日の信州旅
友人宅に2泊させてもらった後、2つの山を登りながら帰路に着くことに・・・
まずは北八ヶ岳の横岳、通称「北横岳」に登ります。 ロープウェイでかなり高いところまでアクセスできる、初心者でも登れる山。 65歳の自分には丁度良い。
まずは白駒池を散策
富士見町の友人宅から北横岳にまっすぐ向かうのではなく、少し寄り道。 麦草峠を越え、白駒池に立ち寄りました。
白駒池に一番近い道路沿いに有料駐車場があります。 ハイシーズンはすぐに満車になるほど人気だそうですが、5月の平日である今はかなり余裕でした。
駐車料金は600円
駐車場はこんな感じ。 土産物屋もあるが、中は見ていない。 もちろんトイレはある。
入口も立派
白駒池までは「登山道」ではなく「遊歩道」なので、観光客でも安心して歩ける道
巾も広く、歩きやすい木製の遊歩道
道に入るとすぐに、北八ヶ岳独特の、苔に覆われた原生林
空気もヒンヤリしていい感じ♪
地表を埋め尽くす苔
倒木からコメツガの幼木が育ってきている。
白駒池に到着。 10分程度で着ける近さ。
これは湖畔に2つある山小屋のうち、青苔荘から湖畔に降りたところの景色。
対岸に見えているのは白駒荘
白駒荘付近から見た景色
池を一周する登山道があるけど、時間がないのでパス。
原生林の中の遊歩道を駐車場に戻る。 さて次は今日のメインの北横岳に向かおう。
北横岳に登る
北横岳山頂直下にある溶岩台地「坪庭」まではロープウェイがあり観光地化されているので、できるだけ楽をしたい私としてはもちろん(笑)、文明の利器であるロープウェイを利用させてもらいますよ。
白駒池駐車場から車で一時間ほどで、北八ヶ岳ロープウェイ乗り場に到着。
スイス風のオシャレな建物が建っていて、チロリアン風のBGMが流れていますよ♪ まさに観光地。
俗っぽい!という人もいるかもしれないけど、私的にはこういうのは好き(笑)
白駒池からの道中にコンビニがあるのを期待してたけど無かったので、食料が買えなかった。
しかたなくここで買ったけど、やはり観光地プライスで高いっすね。 とても小さなパン2個でも300円!
ロープウェイから見る南八ヶ岳
20分間隔で運行されていて、7分で山頂駅に到着。 刻々と眺めが変わっていくのはロープウェイの楽しいところ。
山頂駅に着いて外に出ると、すぐに溶岩台地の「坪庭」へ・・・
坪庭は観光客でも歩けるように遊歩道が整備されているので、しばらくは遊歩道歩き
左前方に見えているのが北横岳
この辺から遊歩道と分かれて登山道に入っていきます。
大きな石がゴロゴロしている登山道。 この辺りが一番急なところかな。 あとは比較的楽な道でした。
しかし連日の飲み会と寝不足で、自分の体調的には万全ではないため、休み休みですよ (-_-;)
登山道途中から坪庭の全容を見下ろす。 向こうに見える樹林帯の山は縞枯山
三ツ岳との分岐点
三ツ岳方面は岩場が多いらしい。
北横岳ヒュッテまで来ました。
外人二人と日本人一人のパーティーが、英語と日本語を交互に話していました。(・・;)
ヒュッテから15分ほどで山頂(南峰)へ到着。 ここからは南側の景色が開けてます。
八ヶ岳南部(南八ヶ岳)の峰々
登ってきた方向。 縞枯山方面。
ほんの2~3分進むと北峰へ。
こちらからは北方の景色が見えます。 明日登る蓼科山も間近に見える。
北アルプスまで見渡せることを期待したんだけど、今日は黄砂が多く霞みがちで、残念ながら見えませんでした。
さて、戻りますか。
登山道はところどころこんな感じで雪に覆われてました。 チェーンスパイクを付けるほどではないけど、慎重に歩きます。
下る途中から三ツ岳方面が見えた。 なるほど岩っぽい。
遊歩道との合流点まで戻りました。
こうしてみると、北横岳の山腹も「縞枯現象」が起きていることがハッキリわかりますね。
帰路は遊歩道を一周して帰ってみよう ♪
溶岩の隙間からハイマツとガンコウラン
同じくコメツガ
ロープウェイ山頂駅に戻ってきました。 ほど良いハイキングコースでした。
白樺湖のほとりにある「スズランの湯」でさっぱり汗を流し・・・
白樺湖を散策しながら・・・
明日登る蓼科山を眺めて、コンビニで食料と水を買い込み、今宵も車中泊
⇒ 翌日の蓼科山へ
1150 登山開始
1300 北横岳ヒュッテ
1315 北横岳南峰
1320 北横岳北峰
1337 北横岳ヒュッテ前で昼食
1400 発
1433 遊歩道との分岐点
1445 ロープウェイ山頂駅着
登りに1時間30分