河原坊から早池峰山
2014年9月20日(土) 天気 晴れ時々曇り 標高 1917m
※ (注意) 河原坊から山頂へのコースは2018年現在、崩壊のため通行不能になっています。
河原坊コース6~7合目 「打石」(ぶずえす)付近を登る
早池峰山の登山ルートで一番ポピュラーな、河原坊(かわらのぼう)から登り、小田越(おだごえ)に降りるコースを歩いてきました。
早池峰山は滑りやすい蛇紋岩の岩だらけの山で、急斜面の登り下りが多いです。足の鍛錬にはいいかも。 秋晴れに恵まれ、気持ちの良い一日でした。(^^)v
河原坊から山頂へ
8時50分に河原坊に着いたら、駐車場はほぼ満車状態
※ 駐車場は画像に見えるところに隣接して数か所あり、全部で50台くらいは停められそう。
この山は携帯トイレ以外は使えません。
入山前にここでトイレを済ませておきます。
河原坊登山口
すぐに沢を渡り・・
2回目の沢渡り
3回目の沢渡り
4回目の沢渡り
今日は水量が少なく、いずれも簡単でしたが、増水時には渡渉できない、あるいは危険が増すと思われます。
しばらくは沢沿いに、石がいっぱいある道を歩きます。
本当に石が多い!
やがて沢をはずれ、尾根状の台地へ・・
河原坊コースの全容が見えました。
これは多分、ハヤチネウスユキソウではなく、ミネウスユキソウか
早池峰山の固有種であるナンブトウウチソウがまだたくさん咲いていました。
もちろん最盛期をとうに過ぎているけど・・
さあ、岩場の急斜面に取り掛かる。
岩だらけで、写真ではどこがコースか判りにくいけど、実際はそうでもないです。
この山はコースの両側にロープが張られているので、誤ってコースを外れる心配はなし。
緑の濃い蛇紋岩がたくさん現れてきました。
早池峰は蛇紋岩の山
岩は滑りやすいので慎重に歩きます。
特徴あるこの岩塔は、「打石」と書いて「ぶずえす」と読ませるらしい。
岩手県人の私なら判る。
思いっきり訛ってるんだけど(^_^;
ひらすら登る
しんどいけど、青空が気持ちいい♪
下を振り返る
1か所あるクサリ場
でも右側に迂回路があり、私はそっちを行きました。
小田越からの尾根コースがよく見えます。
振り返ると、薬師岳より高くなったのが分かる。
小田越コース最上部の平坦地が見えてきた。
もう少しで頂上
傾斜がやや緩くなったと思ったら・・・
ポン! と突然頂上に出ました。
早池峰山頂の様子
頂上に早池峰神社の奥宮が置かれています。
剣がたくさん!
頂上避難小屋
宿泊は禁止
頂上台地には岩がゴロゴロで、休む場所もたくさんあります。
天気良く見晴らし最高!
ただし360度を一度に展望できる場所がないのが、早池峰山頂の残念なところ
いつものカレーヌードルで昼食
西方、鶏頭山方面への縦走コース
健脚向きの大変なコースらしいけど、いつの日か挑戦したいものです・・・
頂上は本当に巨石累々だぁ~! こういうトコ、好きだけど♪
眼下に北上高知の茫洋とした山々が広がっています。
山頂避難小屋
携帯トイレ専用トイレが3つありました。
一昨年来たときは3つのうち一つは普通のトイレだったけど、今や3つとも携帯専用になったんだ・・
携帯トイレはここでも買える。
小田越コースを下山
下山は小田越コース この辺の風景が箱庭的で好きだなぁ
薬師岳を正面に見ながら降りていきます。
ダケカンバが半分紅葉していた。
コメツガの緑に紅葉が混じり、きれいです
まるでカルスト台地のような風景
小田越コース1合目から上を見上げる。
早池峰は本当に岩の山
1合目の巨岩帯を過ぎればあとは樹林帯
木材を半割り、または4つ割りにした材で、道が補修されていました。
大変な作業ですね。
携帯トイレ用ブースが設置されていた。
樹林帯の中に熊よけの一斗缶(+叩き棒)が4か所ぶら下がっていました。
もちろんすべて叩いていきました。
小田越に到着
あとは30分ほど舗装道路を下り、河原坊へ戻ります。
小田越にある回収ボックス
看板の地図を写真に収める
1045 休憩(第1回昼食)
1100 発
1210 早池峰山頂着(第2回昼食)
1315 下山開始
1455 小田越着 休憩
1507 発
1537 河原坊駐車場着
頂上まで登り約3時間