キリギリスの雑記帳
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日々の雑記過去記事

2024年1月分

webサイトの1ページにするほどでもない、些細な出来事や日々感じたこと、記憶しておきたいことを、ブログのように書き綴っているコーナーです。


これぞ大人の秘密基地


私の先輩が作った小屋の内部


いくつになっても特に男は、自分だけの自由な空間、つまり「隠れ家」とか「秘密基地」と言われるようなものを欲しいのではないだろうか。 って、自分も欲しいからね。

お前は住宅そのものを自分で作ったんだから充分満足だろう」と言われるかもしれないが、普段住む家と秘密基地とは全くの別物なんだよな~

あ~、もっとお金があって、どこかいい場所があれば、すぐにでも作りたいや。そこで気の合う人たちと酒盛りをして泊まるのだ。(^_^)v

もし誰かに「理想の秘密基地」とはどんなのだ? と問われれば、以下の条件を提示したい。

理想の秘密基地の条件
  1. 隣近所から離れている
  2. 居住空間は地面からある程度高い場所にある
  3. 広すぎない
  4. 薪ストーブがある
  5. 屋根裏部屋的な勾配天井になっている
  6. 屋根裏部屋がある
  7. 夜、寝ながら星を観ることができる
  8. ウッドデッキがある
  9. 音楽を楽しめる
  10. 出来れば、自分で作った小屋であること

ところが、これをすべて満たす理想的な「大人の秘密基地」を実際に作った人がいる。

それは若いときの職場の先輩である。


二度ほど訪ねたことがあり、呑み明かして一晩泊めてもらったこともある。そこは本当に素晴らしかった。

ここほど「大人の秘密基地」とか「隠れ家」という要素が十二分に凝縮された場所は、日本広しといえども滅多に無いんじゃないかな。

自分はこれを作った先輩を誇りに思う。彼が亡くなられてから今年で20年になるが、記憶に残るうちに彼の作品の素晴らしさを書き残しておきたい。 以下はその小屋の写真であります。(2003年撮影)

隣近所から離れている + 居住空間は地面からある程度高い場所にある

ご覧の通り、周囲は適度な密度で樹が生い茂り、他は農地に囲まれているが人家からは相当に離れている。

このため、他人から観られることは少ないし、逆にこちらから多少の騒音を出しても迷惑にならない。


1階(のように見える部分)は、昔、牛舎か何かだったらしく、今は単なるブロックの壁が残るだけ。 本体の小屋はその上に作ったので、居住空間は三角屋根に見える部分だけ。

居住空間が高い位置にある極端な例はツリーハウスだけど、そこまで高くなくても、地面より高いと気持ち的に安心感があるもの

湿気も少ないし見晴らしも良い。

広すぎない + 薪ストーブがある + 屋根裏部屋的な勾配天井になっている

広すぎれば隠れ家としては落ち着かない。 6~8帖くらいが丁度いい。

薪ストーブは是非ほしいが、この程度の広さならあっという間に暖まるから効率も良い。

部屋全体が屋根裏なので、勾配天井になっていて隠れ家的雰囲気いっぱい!


それにしても、この写真を見るたびに、なんて魅力的な空間なんだろうと自分は思う。(^^)

屋根裏部屋がある

全体が屋根裏部屋的なのに、さらに屋根裏(ロフト)があるのだ。

ロフトへは当然、梯子で上る。 階段は便利だけど、隠れ家においては梯子でなくちゃ(笑)


そして、この梯子を上ると・・・

このように、人が一人横になれるだけの、秘密の中の秘密の空間が有るのである。(^^)

夜、寝ながら星を観ることができる


夜、寝ながら星を観ることができる」なんてのは、いかに隠れ家といえども、もはやオプションと言っていいくらい贅沢な仕様だと思うが、この小屋はそれが出来るのである。

自分は泊めてもらった際、ここに寝ることが出来た。


この小屋の棟の一部はスライドドアのようになっており、手動で屋根の一部がスライドして青空天井になる。

晴れた日の夜は、ここをスライドさせれば寝ながらにして満点の星を眺められるのだ。
 (^_^)v

スライド部分だけは透明ポリカの屋根材なので、日中は閉めても明るい。 スライドさせる仕組みはキャスターを使ったもの。

スライド屋根を開けて顔を出すと、このような風景を見ることができる。

それにしても、こんな急勾配の屋根をよくぞ一人で作られたものだと感心します。 さすが!

ウッドデッキがある

居室入口の前は4帖ほどのウッドデッキになっていて、ここは屋外であるため煙を出してバーベキューが出来る。

ウッドデッキ自体も地面から3mほど高い位置にあるため見晴らしよく快適。

訪ねたときはここで焼肉をご馳走になったものでした。

音楽を楽しめる

自分だけの空間だからね~

ドーン!とスピーカーを置いて、好きな曲をかけてグラスを傾ける・・・ ん~ 最高!

自分の小屋だったら壁にギターをぶら下げ、酔いが回ったら懐かしい昭和の名曲をコード弾きしながら歌ってみたいものです。(笑)

出来れば、自分で作った小屋であること

業者に頼んで建ててもらうのは、出来た建物の完成度・安心感や、時間の節約という意味でメリットがあるけれど、やはり自分で作る(セルフビルド)という選択肢は捨てがたいもの。

時間はかかるけれど、作る工程自体を楽しみ、その都度技術も身につき、完成が近づくにつれ何とも言えない誇りと充実感に満たされる・・ その魅力は計り知れないのです。


同じ内容の小屋(秘密基地)であっても、自分で作ったものであれば愛着の度合いも段違いでしょう。

もちろん、先輩の小屋もすべてご自身の手作り。

先輩も自分と同様、建築の専門家でも何でもなかったけれど、人並みの体力とやる気があれば出来ちゃうんだよね ♪


呑みながら聞いた話だけど、もちろんお金をふんだんに掛けられる訳じゃないから、「いかに安く作れるか」をひとつのコンセプトにしていたそう。

内装は無垢の木をふんだんに使っているけど、一番安いカラマツの板を使ったので反り・捻れが多くて大変だったとか。

でも仕上がりはすごく魅力的。 まさに、これぞ大人の秘密基地!

本当に楽しい一夜を過ごさせていただきました。

あの日から1年もしないうちに急逝されてしまった先輩。 何度もここに通って酒を酌み交わし、末永くお付き合いさせていただきたかったのに本当に残念です。

思い出を残したくて、こうして写真と文章を載せたけど、いいよね。


--- 2024年1月 記す---

ゴジラ映画で感動するなんて!


特段ゴジラが大好きだというわけでもないので、これまでのゴジラ映画を全部見てきた・・なんてことはない。

それどころか、ゴジラ映画はワンパターンだという思い込みがあり、プライムビデオなんかで見る際もシーンを飛ばし飛ばし見ているくらい。


ところが最新作のゴジラー1.0(=「マイナスワン」と読む)は、なんだかとても評価が高いらしいので、試しに観てみようかな・・ くらいの気持ちで、久しぶりに映画館に行ってきた。 電車で盛岡の街に行き、街中を歩くのも楽しいしね~


その結果、

まさかこんなに 感動 するとは思わなかった。

ゴジラ映画を観て目頭が熱くなりハンカチを取り出したのは初めてだ。


もちろん、映像・音響はド迫力

ストーリーも素晴らしい。 戦争を生き抜いた人たちの 凄み がヒシヒシと伝わってくる。 そして、絶望的状況なのにラストがハッピーエンドなのも良かった。


観て良かった! これを観なかったら勿体無い!

日本はもちろん、欧米でも高い評価を得て大ヒットしているというのも頷ける。 自分も出来ればもう一度観たいくらい。


この映画についてはYoutubeでもいろんな人が取り上げている。 自分なんかがクドクド書くよりも、的確にこの映画の良さを語ってくれている。

感動ライブ「映画『ゴジラ-1.0』を観ました!
百田尚樹チャンネル

↓↓↓
 

【海外の反応】ゴジラ-1.0の音と映像が怖すぎるとアメリカ人が驚愕?! ハリウッドが真似したがる作品づくりとは
世界が観るニッポン

↓↓↓
 
--- 2024年1月 記す---

この時期に雨なんて


今年2024年の大寒は1月20日だそう。

今日は22日だけど、昨日も今日も雨が降ってる。1月なのに・・ 大寒の時期なのに・・

( 北陸はこれから大雪になるそうだけど )


暖かいし雨が降ったことにより、家の前の道路はもちろん雪がない。

周囲の山も半分以上地肌が露出していて、北向き斜面にはまだうっすら雪が残るが、南向き斜面には全く雪がない。

いつもの年なら、空き地や山の斜面はすべて雪で覆われ、雪の上にノウサギや野良ネコ達の足跡がついていないか調べるのが楽しみのひとつなのに、そういうことは出来ない。つまらんなぁ~

洗面所の窓から見える雪の斜面には、まれにリスが出てきて雪の上をピョンピョン跳んだり、すごい速さで樹に登ったりするのを見かけるのだが、今年は雪が無いため、そういう事が起きる気がしない。

この場所に住んで20年、こんなことは初めてだ


って、こういう言葉、最近はニュースでよく聞くようになったな。 大災害とか不漁とか不作とか、そういう被害に遭われた方達が、「何十年と住んでいるがこんなことは初めてだ ・・と。


世界は明らかに新しい時代に入ったんだな。



今年は見れそうにないから、以前撮ったノウサギの足跡をあげておこう。 家のすぐ前の空き地で撮ったもの。

↓↓
ノウサギの足跡


ノウサギの足跡

--- 2024年1月 記す---

ついに出た~~


出たーーー!!

って、うちの前にが出たわけでも幽霊が出たわけでもない。(笑)

AIを使って書いた小説が、芥川賞なんていう有名な賞を取るまでになってしまったこと。

べつにそれが悪いことだとか、嘆かわしいとか思っているわけじゃなく、ついに時代がここまで来たかということ。

時代の流れ、特に技術的な進歩は誰にも止められないからね。


芥川賞を受賞した九段理江さんは記者会見の中で

「今回の小説に関しては、だいぶAI、つまりチャットGPTのような生成AIを駆使して書いた小説でして、おそらく全体の5%くらいは生成AIの文章をそのまま使っているところがあるので。
これからも利用しながら、かつ利用しながらも自分の創造性を発揮できるように、うまく付き合っていきたいと考えています」

出典:2024.1.17 産経新聞記事


と、言っていたそう。 AIを使って書いたことを自ら認め、審査員もそれを承知で賞を与えたということだ。


自分の個人的予想では、

全体の5%くらいは生成AIの文章をそのまま使っている」 ということは、

そのまま使っている部分が5%くらいだけど、残りの95%についても、

チャットGPTのような生成AIにヒント、つまり文章の叩き台や、ストーリー展開、項目立て、セリフなどを複数提案させ、それを取捨選択しつつ自分の考えも入れて制作していったことは想像に難くない。


これは来るべくして来た、時代の転換点じゃないのかな。

この産経新聞記事に対するヤフコメも、どれも一理あるコメントが多く、誰もが新しい時代にどう対処していったら良いのか模索状態なんだろな。


自分は小説なんか書かないから関係ない・・・ ではなく、webサイトにDIY関連の記事を書いているので、この時代の変化は大問題だ。

事実、昨年秋から検索結果の表示順位が大幅に悪化している。 巷にはチャットGPTを使ったブログ記事の書き方や、SEO(検索結果順位を上げる方法)のテクニック本があふれている。

これまでは、自分のオリジナルな体験や、サービス精神旺盛に読者に情報提供することで、Googleから高く評価してもらい、多くの検索キーワードで順位一位を十数年の長きにわたってキープしてきたが、もうそれだけでは通用しない時代になっちゃったようだ。

現在、検索結果順位の上位を占めるのは、ほとんどが法人企業やネット記事制作の専門会社。

当然ながら彼らはプロのwebライターを使い、チャットGPTなどのAIももちろん駆使し、SEO的に最善な記事となるように調整された記事をアップロードしているはず。

しかも上位記事の中には、自分がこれまで書いてきた内容のパクリと思われる部分も散見される。書いたライターは明らかに自分で経験していないと思われるにもかかわらず、そっちの方が上に来ていることがあるのだ。
 (`ε´)


いち個人に過ぎない自分が、この時代にどれだけ存在感を発揮できるか・・ 難しい戦いになりそう。(^_^;


参考記事
芥川賞の九段理江さん会見 産経新聞


--- 2024年1月 記す---

最低気温


今朝は寒かった。tenki.jp のサイトによると今朝の滝沢市の最低気温は朝7時の段階でマイナス13、3度

札幌がマイナス8、5度なので、札幌より全然寒いじゃん
 (´~`)


今日がたぶん今シーズン一番の寒さになるんじゃないかな。 日中の予想最高気温もマイナス2、2度の真冬日だ。

全国的にはどうなんだろうと思い、気象庁のサイトを見てみると


確かに盛岡・滝沢付近はマイナス10度以下を示す濃い青色になっているな。

でもやっぱり北海道にはマイナス15度以下の黒い点もたくさんあるぞ。 もう少し調べてみるか・・・


すると今朝の最低気温ランキングトップは、北海道占冠と和寒のマイナス24度

  さすが!!


占冠(しむかっぷ) とともに、マイナス24度で同着一位の地名は、和寒(わっさむ)だ。 

わっ、さむっ!!  


なんか冗談みたいな話だな。(^^)



そうなると、全国で最も暖かいところはどこだったんだろう? という興味も沸いてくる。

本日の「最低気温」の「最高」ランキングを調べてみたら・・


なんですと!

最低気温プラスの18、6度 って、なんやねん!

どないなっとるんや!


・・と、なぜか関西弁風に言葉が出てしまう
  (^^ゞ




何年か前にテレビで若い女のリポーターが東京で、

ただいまの気温は5度です。 こごえる寒さです!

って言って、本当に寒そうな顔してアナウンスしていたな。 何言っちゃんてんの?

あの娘は経験を積ませるために北海道支局に転勤させたらいいんじゃね。(^^)


※ 図表はすべて気象庁のHPから

--- 2024年1月 記す---

雪景色


1月15日、今日は今シーズン3回目の除雪機出動 (^o^)┘

積雪は18cmくらいかな(目測)、日の出前の薄暗いうちから、せっせと作業に取りかかる。

雪スコップで庭先の雪をかくと、べたっとスコップに貼り付いてとれないような、粘り気のある湿雪である。


こういう湿雪でも我が除雪機は、オーガや排雪孔に雪を詰まらせることなく快適に仕事をこなしてくれた。 新型の離雪スプレーの威力は凄い! メーカーさん、本当に良い物を作ってくれました ・・・感謝。

高森コーキ
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作業の成果を眺めて満足した後、自宅周辺の人力除雪に取りかかる。 その間にご近所の皆さんが次々に出勤していくのを見て充実感に包まれる。

これが冬の定番



多くの人にとって雪は厄介者であろう。 自分だってそうだ。

まして被災地の人たちや支援者たち、流通業の人たちにとっては雪は本当に厄介者なんだろうな。

でも冬に雪が積もるのは何も悪いことだけじゃない。 心の中でひそかに楽しんでもいいはず。

久しぶりの雪景色を見ると、本当に清々しい気分になる。 陽が高く昇ってしまう前に、自宅周りの木々たちの写真を撮っておこう。



青空に映える白い木々たち。 


そして、クリスマスはとっくに終わったが、クリスマスツリーも再び現れた。





--- 2024年1月 記す---

キツネの鳴き声?


本日、2024年1月13日午後5時頃、外の空気を吸いに庭に出て、よく晴れた夕闇の空に一番星などを眺めたり、深呼吸したり軽く体操したりしていたところ、向かいの山の方から

キャン、キャン とも、キョン、キョン とも聞こえる、犬のような鳴き声


方向的にはこの山の麓付近から



おかしいな・・

この集落で犬を飼っている家はない。 下の集落では数軒で飼っているが明らかに方角が違う。

キジの鳴き声にも似ているが、キジではない。


不思議に思い、1分ほど待ってみると再び同じ鳴き声が・・・

はじめて聞く正体不明の鳴き声。 もしやと思い、キツネの鳴き声をYoutubeで調べてみた。

キツネの鳴き声 動画  1分52秒
↓↓↓
 


これを見て確信!!

間違いないな。 あれはキツネの鳴き声だったに違いない。

ウィキペディアによると、ホンドギツネは、近年は開発とタヌキや野犬の繁殖の影響で、急速に数を減しているとのこと。(要出典だが・・)

12月~2月が繁殖期なそうなので、今がまさに繁殖期真っ最中。 そりゃあ、鳴き声が聞こえてもおかしくないわな。


ここに住んでから、野生動物(の哺乳類)はタヌキ、リス、ノウサギ、サル、カモシカを実物で見たことがあるがキツネはない。

今回実物を見たわけはないが、キツネの鳴き声って聞いたことがなかったので、得した気分である。


--- 2024年1月 記す---