穏やかな浄土ヶ浜を歩く
遊歩道を使ってのんびり観光
2023年9月1日 盛岡方面から宮古一泊旅行の二日目
浄土ヶ浜は若い頃に何度か海水浴で来たことはあったが、年を取った今は観光の気分で歩いてみたい。
幸い今日は好天に恵まれた。 平日なので混雑はしていないだろうから、のんびりと時間をかけて散策しよう♪
第一駐車場に停めた。
駐車場は第一、第二、第三とあるが、第二や第三に停めると浜までの高低差があり、戻るときの歩きが大変。
最も楽に散策できるのは、第一駐車場に停めて、すぐ横にあるビジターセンターの階段またはエレベーターで地下一階まで降り、そこから海沿いに設けられた平坦な遊歩道を歩くこと。
帰りはエレベーターで3階(ビジターセンター正面玄関)まで上れるので、楽に戻って来られる。
浄土ヶ浜ビジターセンター
浄土ヶ浜ビジターセンター。 初めて入る。
ほほう、今はこんなのもやってるんだ。 角館でも人力車やってて、乗ったことあったな。 あれに乗ると気分は良いんだけど、周囲の観光客からも見世物になるので、どっちもどっちだなぁ~
出ました、熊出没注意。 今はホントに何処でもこういうのを見るようになった。
なので今回も熊撃退スプレーを腰に付けて出発じゃー!
これがビジターセンターでもらえる地図 (の抜粋) ↓↓
地図の下端にあるビジターセンターから、遊歩道 (海沿いの青い線) を歩いて浄土ヶ浜まで往復する。
入口は3階にあり、インフォメーションと休憩所になっている。 2階は三陸海岸ガイドといって、ミニシアターや展示物が並んでいる。
1階は浄土ヶ浜ガイダンスルームになっているが規模は小さい。 さらに下がった地下一階までエレベーターが通っており、そこから高低差なく遊歩道に出られる。
2階にはこんなお遊びコーナーも・・・
1階にある立体地図。 こういうのを見るのは好き。
参考 ⇒ 浄土ヶ浜ビジターセンター公式HP
遊歩道を歩いて浄土ヶ浜へ
ビジターセンターからはこんな立派な遊歩道が出来ていた。 もちろん12年前の津波の後に作られたもの。
最初の「小石浜」には遊覧船「うみねこ丸」の乗り場がある。
トンネルを抜けると次が「中の浜」。 ここは「青の洞窟」を案内するサッパ船の乗り場がある。
すでに次の出港に向けてサッパ船に3人ほど乗っていたが、まだ足りないようで・・・
隣接するマリンハウスから、
「青の洞窟巡りのサッパ船には、ただいま待ち時間無しであと3人乗船できます~」 と繰り返しアナウンス
まあ、一度に運ぶ人数は多いほど良いからね。 この船は6人まで乗せられる構造なんだろう。 船によってまちまちみたいだけど。
アナウンスに誘われて、次々と客が現れて船に乗り込んでいった。 人気あるんだね。
さらにトンネルを抜けると「砥石浜」 美しい海岸を歩く。
昨夜、休暇村宮古で宿泊していた外国人家族とすれ違った。 水着姿なので海水浴してきたんだろう。 どこの国の人だったのかな。
レストハウスが見えると、海水浴場に到着。
写真だけ見ると、このおじさんは若い娘たちに声をかけに行った助平親爺に見えるけど、じつは、彼女たちに頼まれて紀念写真を撮ってあげた人なのです。(^^)
それにしても、浄土ヶ浜の看板の上にはウミネコが常に居座っていて、記念写真に一緒に収まってる。 なんてサービス精神旺盛な鳥なのか。(^^)
さて、ここまで来たからにはレストハウスの3階テラスまで上がって、浄土ヶ浜の定番の風景を見てこよう♪
いかに平日とはいえ、この時間に海水浴している人は一人しか居なかった。 それも、どうも外国人らしい。
この散策で外国人グループと4組すれ違ったが、どのグループも水着だったので海水浴してたんだろう。
それに比べて、日本人で海水浴したらしき人は一人も発見できなかった。(@_@)
自分が最後に浄土ヶ浜で泳いだのは今から30年以上前になるが、当時は砂浜ではないものの、小さくて丸っぽい小石の浜辺だったはず。
ところが現在の浜辺は大きな角張った石が多く、裸足で歩くにはちょっと嫌そうな感じに見える。
なぜ変わってしまったのか? おそらく12年前の大津波の影響だろうということは容易に想像がつく。
それに、気のせいかもしれないが、岩肌が以前より黒ずんできたように見える。 これも津波の影響?
まあ30年以上昔の個人の記憶によるものなので、確たるものではないが・・・
時の流れを改めて感じつつ、浄土ヶ浜の穏やかな海に心和んだ一日であった。
↓↓↓
基本情報
(浄土ヶ浜ビジターセンター)
営業時間 : 9時00分~17時00分
電話 : 0193651690
HP : 浄土ヶ浜ビジターセンター
地図