秋田駒ヶ岳
2023年10月14日(土) 天気 : 晴れ 時々ガス
男岳の山頂
右膝の不安に加え、最近は右足親指付け根の関節が歩くと痛いことが多いので、山登りを躊躇していたけれど、いつまでも躊躇していては全然行けなくなりそうなので、行き慣れている、比較的楽なこのコースを歩いてみた。
だいたい4時間くらい歩けば一周できるので、今の自分には丁度良い。
今日は貴重な晴天だし、紅葉シーズンの土曜日だもんね。 しかも天気予報では明日の日曜日は雨なので今日しかない! って、皆同じように考えると思う。(^^)
秋田ナンバーが一番多いけど、東北各県や遠くは関東・中部方面からの県外ナンバーの車も多数停まってた。
7時32分発のバスが出たばかりなので、この時刻は人が少ないけど、ほどなくバス乗り場にハイカー達が続々集まってきて、のんびり構えていた自分もあわてて準備し、バス乗り場に並ぶ。(^^ゞ
たちまち50人近く並ぶようになり、バス一台に乗りきらないんじゃ? と心配していたところ、バスは2台やってきて、誰も補助椅子に座るなんてこともなく乗車できた。羽後交通さんはちゃんと予測してくれたんだね。
気持ち良い秋の青空が広がる八合目に到着。
バスを降りた途端、冷たい風がビュービュー吹いていた。寒い!
駐車場の北にある笹森山の斜面。 丸っこい山容と、緑の笹原に紅葉した樹木が点在する、自分的にとても好きな風景。
八合目までの道路は、土日はマイカー通行禁止なんだけど夜間は通行できるので、マイカーもそれなりに停まってた。 前日夜にやってきて車中泊する人も多いんだろうな。寒そうだけど・・・
日中にマイカー下山するときは、スムーズにすれ違えるようバスが出発した直後に後ろについて行くよう指示されている。
さて登りますか・・
これから行く方向がきれいに見えていて青空ってのは、やっぱり気持ちいいねぇ~♪
このコースは初心者向きで、とても歩きやすくていいな♪ 紅葉する木は少ないけど、ところどころ点在している。
この山で紅葉を見るなら、むしろ八合目から下のほうが良いんじゃなかな。
30分ほど歩くと休憩に丁度良いベンチがあり、田沢湖も見渡せる。 でも今日は風が強くて寒いから、休憩もそこそこにしてさっさと出発。
男女岳がドーンとでっかく見える。 風があるので雲の流れが速い。
やっぱり他の皆さんも長くは休まないみたい。(^^) そそくさと出発。
男岳が見えてくるあたりでやや風が弱まったので、このベンチで休憩。
このあたりから阿弥陀池までずっと木道が続いている。 とても歩きやすい。
男岳・阿弥陀池・馬の背・ムーミン谷・・・への道の交差点。 ここからまず男岳へ向かう。
男岳への道
男岳に登る途中から
男女岳と馬の背の間、奥の方に岩手山が見える。
最高峰「男女岳(おなめだけ)」の山頂付近をアップ。
男岳山頂に着いた。 この頃までは青空が広がって開放感いっぱいだった。 風強いけどね。
これからも安全に山歩きが出来るよう祈願してきました。
さて、一旦阿弥陀池に降りて、次は男女岳に行きましょう。
阿弥陀池小屋は改修工事中。 我々は遊びでここに来てるからいいけど、工事の人たちは天気悪いときなんかは大変だろうなぁ~
隣のトイレ棟の裏手は風を遮ってくれるので、多くのハイカー達が休んでた。 自分もそこで昼食タイム。定番のオニギリとカップラーメン。 今日のような寒い日はカップラーメン最高!
風の強い日は山でコンロを使うのが難しいので、ポットに熱湯を入れて持ってくるのが簡単でよろしい。カップラーメンなら350mlだし、その他にコーヒー飲んだり、寒い日は水でなく湯を飲んだりするから、自分はいつも500mlと350mlのポットの計2本を持って行く。
男女岳への登りはずっと階段。 体が鈍っているので休み休み。(^_^;
ここまでは青空だったのに・・・
ほんの1~2分後、頂上に着いたらこのとおり一面真っ白。
ほぼ同時に頂上に着いた若いカップルも、「秋田駒は3回目だけど、毎回このように真っ白なんだよね。 よほど嫌われてるんだな。」と自嘲気味に語っておられた。(^^)
寒い中を我慢して7~8分待っていたら、上空に再び青空が出現。 貴重な一枚をパチリ。
しかし上空と下界は晴れているのに、丁度秋田駒山頂くらいの高度付近に雲が次々流れてくる天気であった。
一旦阿弥陀池におり、横岳に登り返して焼森経由で戻る。
横岳までの登りは「登り」というには短いけど、何度も上り下りした後なんで地味にきつい。(-_-;)
分水嶺にある標識が見えてくると嬉しい! この場所、好きなんだよね。♡
ここから先は見晴らしの良い平坦な道だし。
ここからは反対側の風景が見えるようになる。 女岳やトトロ岩を望む。
横岳でコーヒータイム。
ここにはベンチがあるが満員だったので、風を避けるため笹原のすぐ後ろの地べたに座って休む。
さて、八合目に戻るか・・
焼森に着いた。 自分的には、この光景は秋田駒の隠れた名所ではないかと思ってるんだけどね。
どうしても写真撮っちゃう。(^^)
名前のとおりの荒涼とした沙漠のような斜面を降りる。
やがて灌木帯に入り、沢をひとつ越え、焼森から40分ほどで八合目に帰り着く。
紅葉は少ないが、こんな感じ。
登山口の八号目に帰ってきた。 ここの水が美味い!
バスの出発時刻まで30分もあるので、小屋に入ってのんびり休んでいたら・・・
いつの間にかバス乗り場に長い行列が出来ていた。 あわてて自分も最後尾に並ぶ。
帰りのバスも一台では収まり切れなさそうだったけど、ちゃんと2台来てくれて、余裕で座れた。
アルパこまくさから秋田駒を見上げる。 さっきまでは山頂付近に雲が次々流れていたのに、下山後はこのとおりスッキリ青空。 まあ、こんなもんでしょ。 おおむね天気良かったし、満足満足。(^_^)v
車で数分下ったとこにある、露天風呂水沢温泉 に浸かって帰路に着きました。
【 参考タイム 】
817 バスがアルパこまくさを出発842 バスが八合目着
855 登山開始
1028 男岳山頂
1055 阿弥陀池小屋横で昼食
1125 発
1144 男女岳山頂
1152 発
1255 焼森 途中横岳でコーヒータイム
1332 八合目着
1405 バスが八合目を出る
1430 バスがアルパこまくさ着
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